本日の感想文。

2002年10月30日(水) 携帯にあらず……

オンライン小説を読むのに、私はインフォキャリーというグッズを使っています。
電子手帳のようなものですが、もっぱら読み専用で、ソニーお得意のジョグダイヤルで、くるくると小説を読むことが出来ます。
ジョグダイヤルのほかはスイッチくらいしかついていないのですが、このシンプルさがよくて……。(〜〜;(機械音痴)
ネットから直接DLして読み込むことも出来て、簡単なイラストなどもひろってくれて、白黒ですが表示してくれます。ただし、時間がかかるので、私はもっぱらPCでテキスト版をDLして、それをインフォキャリーに入れて地下鉄の中で読んでいます。

ところが!!!!!

このグッズ、あまり普及していないせいか、携帯電話と間違えられるのです。
今日もまた、知らないおじさんに注意されてしまいました。(−−;
どうも、地下鉄の中で携帯メールを読んでいる不届き者に見られてしまうようなのです。
もともと地下鉄の中でも読めるように買ったものですから、はいごめんなさいで引き下がれません。
これは本であって、携帯のような強力な電波を出すものではなく、ウォークマンを聞いている人や、文庫本を読んでいる人と何ら変わりないことをわかってもらわなければなりません。
だって、だいたい似たような時間に似たような場所に乗り合わせるのですから。

でも、注意する人なんて、世の中そんなに多くありません。
たまたま親切に注意してくれる人には、これは本だといえるけれど。
大概の人は、私のことを、エチケットしらずの嫌なやつとして冷たい眼を向けているに違いない……。(−−;
私だって、人様を不愉快な思いをさせたいわけではないしね。

そもそも携帯の電源を切るのには、ペースメーカーなどの働きを阻害するからと言われているけれど、本当は、エチケットの問題じゃないでしょうか?
実際にペースメーカーを使っている人でさえ、PHSとか持っている人はいるようですし、携帯でさえよっぽど密着しないと問題はないようです。
それよりも何よりも、相手の見えないところで話をしだす不気味な行為に、人間は耐え切れないということではないでしょうか?
たとえまったく携帯の電波がペースメーカーに支障を与えなくても、やっぱり電車の中で、長電話して爆笑している人を見ると、気持ち悪いし不愉快ですもの。

どこが悪いんだ! といわれて、不愉快だから! が、なかなか理由にならない。
それが社会というものですよ……。

……で、もう一度言います。
私は携帯電話を使っているのではなく、本を読んでいるのです。
それは印刷されているのではなく、電子表示されているだけで、音の出ないウォークマンのようなものです。
ついでにいえば、新聞のように場所を取るわけでもありません。
本のようにめくるわけではないので、うっかりしてあなたの頭を叩いてしまうこともありません。
ソニーさん、もっと宣伝してください!! (−−;



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