「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2012年12月24日(月) クリスマス・スペシャル・クラシックス

クリスマスの晩餐
日本ではクリスマスシーズンは
愛する家族や
優しい愛人と
連日
一流ホテルか高級レストランで
クリスマスディナーをいただくのが
一般的である。

それが待降節から顕現節まで
6週間続くのである。

一般的には
一人一食三万円前後のディナーを
いただくのであるが
中には
クリスマスシーズンにもかかわらず
一杯三百円前後の牛丼を
一人寂しく食べざるを得ない人もいるかもしれない。

何と淋しく悲しいことだろう。
涙を禁じ得ない。
そんなことが
この豊かな日本にあるのだろうか。

あるのだ!
通りがかりの牛丼屋を覗くと
多くの男性が
一人寂しく黙々と
牛丼をいただいている。
哀しい。。。

これが日本だ
わたしの国だ。。。

豊かで幸せな国
日本





☆カステラを病でなくて食べる幸 厚木 石川照夫
昔はバナナもそうでした

自公民(じぶんら)が傾けといて立て直すぅ? 大村 川端柳
壊して建てて二度儲け

死んだ目が生き返ったよう選挙中 愛知 藁稲木
議場じゃぐっすり爆睡さ

三極は二人羽織が好きらしい 京都 三太郎
ちぐはぐな吐痴痔と死腸で茶番劇

石原氏こんな橋下(むすこ)がほしかった 東松山 きみちゃん
実の息子じゃ役立たず

よりマシで選ぶ選挙の情けなさ 米子 浮々
棄権するよりまだましさ

バラ5枚1億5本当たる夢 千歳 ヨーキー
現実は500円にもならんわな

喪中だが書いてるメリークリスマス 柏原 柏原のミミ
聖誕愉快ではしゃいじゃう

サンタ帽きっと不本意レジの店員(ひと) 西条 ヒロユキン
何で店員やらなきゃならん

大そうじの時だけ開ける窓になり 戸田 小松多代
大掃除やらなきゃ開かずの窓なのか

拓哉より西田の方が当たりそう 幸手 海苔鯛
どっちも当たるはずないじゃん

スーパーのサンタクロースレジも打つ 川越 麦そよぐ
身過ぎ世過ぎのピエロかな

ポスターは本音隠して皆笑顔 さいたま 猫柳
レタッチレタッチまた修整
時に本性透けて見え

党首出て票が逃げてくコマーシャル 秦野 てっちゃん
誰だって毒ドジョウなど見飽きたわ

トンネルの天井を見る癖がつき 玉野 松本真麻
いつでも落ちるスリル満点

CMで暮れを感じる餅とハム 福岡 鴻巣山阿防
誰かおくれよハムか餅

朝ドラに求めていない演技力 東京 宮田誠志
怒鳴り罵りそれだけさ

知ってるよ我が家のサンタおばあちゃん 東京 八寿代
子どもは何でも知っている

仲畑流・万能川柳
毎日新聞 2012年12月24日 東京朝刊
☆印は秀逸(仲畑貴志選)





朝、狭くて臭いイヌ小屋を脱走。
急いで家に戻り
衣装に着替え
駅へ。。。

湘南新宿ラインと山手線を乗り継ぎ
有楽町で下船。

10時50分ぴったしに
東京国際フォーラム
関係者入り口に到着。

例によって
ここで出欠をとり
数人ずつゲートイン。

12月18日火曜日
夢の第九 西本智実 日本フィル
12月22日土曜日
ミコラ・ジャジューラ指揮者練習
12月24日月曜日
クリスマス・スペシャル・クラシックス
と一週間に三回も上京、
運国際フォーラムへ。。。



2008年〜2011年の
クリスマス・スペシャル・クラシックス
演奏:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
合唱指揮: 松下 耕 
合唱: The Metropolitan Chorus of Tokyo
同様、3階の楽屋に入る。

すぐに
4階の合唱女声控室の
リハーサル室に集合。

蟹江春香先生の指導で
30分かけて
体操と発声練習。。。
もっと時間をかけたいくらいでしゅ。

並びを決定。
例によって
Nandatte Cantabileは
テナー最後列、下手ソプラノ最後列の隣。
左隣は
蟹江春香先生の旦那さんなので
千人力でしゅ。


さらに
蟹江春香先生の指導で
変更のあった
歌劇「アイーダ」より“凱旋行進曲”を中心に
最後の調整。

定刻よりかなり遅れて
直前のゲネプロへ。。。

桶は入念にリハをくりかえしていたようでしゅ。

桶が休憩に入ると
交代に
合唱隊が入城。

すると客席に100人ほどのお客さんが
係員に引率されて?
1階席中央部に着席。

あれれ、公開リハーサルかいな?

そのまま
桶がステージに再度入城。
ソリスト、指揮者も入城して
第九のゲネプロ。

速度は全般的に早いものの
極端なテンポの変化はなく
歌いにくいということは
ないでしゅ。。。

ウクライナでは
第九の演奏会など
滅多にないのでしょう。

キエフでは
数年に一度くらいか?
東京の百分の一以下でしょう。

どうも指揮者、ソリスト、桶とも
第九はヴァージンまたは久しぶりの
ようでしゅ。

リハだからと言って
手抜きの手の字も見せないのは立派レスト。

第九が終わる頃
観客がしずしずと退場。

どうやら
運国際フォーラム見学ツアー
だったようでしゅ。。。

アイーダ、
Hallelujah、
それに
カラフ王子の独唱と
たった4小節の女声合唱の
“誰も寝てはならぬ”
のリハーサル。

カラフ王子の美声と
女声合唱の美しさに
一瞬涙ぐんじゃう。

2時近くようやく
ゲネプロ終了。

控室に戻り
2007年10月に使用期限終了の
エンシュアHバニラ味250mlで
375kcalを補給。

それだけではちと足りないので
2011年12月賞味期限終了の
ソイッシュ100mlを追加飲用。

サンダルから黒靴に履き替え
蝶ネクタイを首に巻いて
離陸準備完了。



クリスマス・スペシャル・クラシックス 
〜メサイア、第九&アヴェ・マリア〜
14:15開場 15:00開演
会場:東京国際フォーラム ホールA
演奏:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
指揮:ミコラ・ジャジューラ
合唱:The Metropolitan Chorus of Tokyo
合唱指揮:松下 耕
ソプラノ:ヴィクトリア・チェンスカ
メゾソプラノ:アンジェリーナ・シヴァチカ
テノール:ドミトロ・クジミン
バリトン:セルヒイ・マヘラ
チャイコフスキー作曲
バレエ組曲「くるみ割り人形」より
 花のワルツ” ほか
プッチーニ作曲
歌劇「トゥーランドット」より
 アリア“誰も寝てはならぬ”
ヴェルディ作曲
歌劇「アイーダ」より“凱旋行進曲”
ヘンデル作曲
オラトリオ「メサイア」より
“ハレルヤ・コーラス”
シューベルト作曲
アヴェ・マリア
ベートーヴェン作曲
交響曲第9番第4楽章“歓喜の歌” ほか

大編成の演奏に心が震え感動に包まれる
クリスマス・イヴ1日限りの人気コンサート!
ステージが熱い音で満たされる!
2012年最後を飾る年末コンサート
圧倒的な迫力、歓喜と熱狂コーラス!
超有名なクラシックの名曲を集めた
聖夜1日限りの夢のようなコンサート。
しかも聴きたいところだけの
豪華絢爛の特別プログラムをお楽しみください。
  だそうでしゅ。。。

ハチャトリアンをリハーサル室の
モニターで聞き
マスカーニの
カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲のころ
舞台袖に。。。

そして入城。
観客席は暗くてよく見えませんが
満席のようにも見えましゅ。

2008年は満席で大入り袋
以降、年々減少し
2011年は
2階席を封鎖しても
かなり空席が目立ち
2000人くらいしか入らなかったのでしゅが。。。

前半第一部は
アイーダ凱旋行進曲。
Nandatte Cantabile
やはり変更部分がひどいでしゅ。

チャンスがあれば
もう一度この
別編曲版でリベンジしたいでしゅ。

第一部が終わり
客電が灯ると
1階席は9割以上。
2階席はうしろ四分の一は
客ゼロでしゅが
前四分の三は6割以上。
4000人くらい入ったでしょうか。

桶に引き続き
リハーサル室に引き上げ。

そこへ松下耕先生が表われ
全然聞こえない(合唱も桶も)とのこと。

2011年までと
2012年12月18日の(悪)夢の第九は
合唱隊の前にマイクが並び
声を拾って
スピーカーから流したので
問題なかったのでしゅが
今回は
一対の天井マイクだけで
拾っているそうで
聞こえないそうでしゅ。

ただし音はきれいだし
観客は熱狂しているとのこと。

5000席のホールA
http://www.t-i-forum.co.jp/user/facilities/a/
に100数十人の合唱隊では
耕友会中心の
The Metropolitan Chorus of Tokyoでも
音量不足でしょう。。。

で、
第二部後半の
Hallelujah、
第九では
声が割れない程度に
もうちょっと音量を上げちゃう。。。

盛大な拍手にも
カーテンコールは控えめ。

桶が引き揚げ
合唱隊が退場を始めると
相当数座ったままの観客席から
盛大な拍手。

客は身内ばかりの
コンサートではないのに。。。

終演後
リハーサル室へ。

赤いサンタ帽をかぶった
松下御大が現われ
二本のスパークリングワインと
数本のソフトドリンクで乾杯。

2011年までは
全身サンタ服の御大が
怪しい中国人風の発音で
乱入してきていたのでしゅが

松下耕先生の委嘱初演が
あったばかりなので
落ち着かないようでしゅ。
http://meiji-glee.com/?p=930
主は私の羊飼い 詩篇23(男声版)
指揮:宮城太一(学生)
ピアノ:三浦真理子(客演)
合唱:明治大学グリークラブ
催事名:第61回定期演奏会
日時:2012年12月24日(月・祝) 14:00開場 14:30開演
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール



12月28,29,30日の
第九仕事
http://www.koransha.com/orch_chamber/daiku_ukraine_orch2012/index.html?gclid=CMb-oNPKtbQCFZBYpgodHg0ASQ
の連絡のあと解散。



Nandatte Cantabileは
一人寂しく
日比谷公園前を
短い脚で急ぎ西へ。。。

17時30分過ぎ
帝国ホテルにつくと
ランデブーラウンジの周囲のベンチ、ソファーは
すでに小貧民の皆さんでいっぱい。

ラウンジに入るのにも
10人ほどが並んでいましゅ。

もう立っている元気もなく
仕方なく
Nandatte Cantabileも列に並び
17時45分頃
ラウンジの最後部の席に案内される。

前に大きな柱がドデンと鎮座し
光の壁の半分が
視界から
遮られていましゅ。

生ビールは高すぎるので
オリジナルカクテルの
ティンカーベルを注文。


ちびちび呑みながら待つ。

18時
二種類の揃いのブレザーに身を包んだ
男子大学生69名ほどが
光の壁前に入城。

帝国ホテルクリスマスコンサート
<日時>12/24(月・休)16:00〜16:30、18:00〜18:30     
<場所>帝国ホテル1階、ランデブーラウンジ内光の壁前    
<出演>早稲田大学グリークラブ、慶應義塾ワグネルソサィエティ
曲目
早:ジングルベル
慶:ホワイトクリスマス
早:サウンドセレブレーション
慶:Joy to the world
  神の御子は今宵しも
  サンタが街にやってくる
早慶:揺れる幌馬車
   見上げてごらん夜の星を
   O holy night

見上げてごらん夜の星を
は昔、Nandatte Cantabileらも
歌ったのと同じ編曲。

O holy night
は2012年
選曲委員会に提案しようとし
常任指揮者の賛同も得ていたのに
消し去られた曲と同じ編曲。

いずれも
両校の伝統に恥じない
相当な演奏。

カクテル一杯
税・サービス料込で
1507円の出費は
大貧民には痛いでしゅが
それ以上の演奏でした。

この夜は
無料のスパークリングワイン付き
らっきょう大学グリークラブ
クリスマスコンサートが
ホテルオークラ東京ロビーで
あったのでしゅが
時間的に間に合わないので
急遽、こちらに変更したのでした。



久々の帝国ホテルロビー
大貧民には近づきがたいでしゅが
もう少し粘る。。。

スイーツアート展2012
会場:帝国ホテルアーケード内
期間:12/1(土)〜12/25(火)
http://www.imperial-arcade.co.jp/images/sweetart2012.pdf

洋菓子で作られたリアルすぎる30点余りのアート作品を
帝国ホテルアーケード内に展示いたします。
「これが本当に食べ物なの?」と
目を疑うような、美しく、驚きに満ちた世界を
ご堪能下さい。
  だそうでしゅ。

たしかに見事でしゅ。
こんなに美しくおいしそうなスイーツを
とっても素敵なご婦人と
一緒に賞味できたら
どんなにすばらしいことでせう。。。


『ChristmasFair 2012 フィンランドのクリスマス』
〜大切な人と過ごす「森の家」のクリスマス〜
会場:帝国ホテルアーケード入り口
期間:12/1(土)〜12/25(火)

サンタクロースのふるさと
フィンランドの「森の家」の紹介や、
チャリティー・クリスマスデコレーション
 だそうでしゅ。

とっても素敵なご婦人と
一緒にフィンランドに
行きたくなっちゃいました。(号泣)



19時になったので
家に電話を入れると
「あんたの餌はないよ」とのご宣託。


電話の向こうに
角が見え隠れしているので
新橋駅まで短い脚で急いで!急行。

上野で
快速に飛び込んだものの
空席は無く
クリスマスイブだというのに
車内は満員。

運国際フォーラムと
帝國ホテルで
気が大きくなっていたので
グリーン車をおごっちゃう。。。

それにしても大貧民に
1000円の追加出費は痛いでしゅ


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