2012年12月06日(木) |
アンリ・エル/著 村田健司/訳 フランシス・プーランク |
一億総国民が幸せになった 郵政民営化。
僻地の簡易局は潰され 田舎の特定局は統廃合。
用事があれば大きな中央郵便局へ 出てこいや。
3分社化で手続きの煩雑化。
知らないうちに 定形郵便物以外の 料金、手数料の段階的値上げ。
事故と犯罪の多発。
郵便事故には 誤配、遅配、欠配、紛失、破損。
郵便犯罪には 放置、隠匿、不法廃棄、猫婆。
経費節減、経営合理化のため 優秀なベテラン郵便配達夫を 次々に首ちょんぱ。
代わりに安上りの アルバイトのあんちゃん達、 パートのおばちゃん達をこき使う。
ろくな郵便教育も受けない アルバイトのあんちゃん達が 有り余る配達物を抱え 途方に暮れ アパートの押し入れに仕舞い込んだり 袋に入れてどこかに 捨ててしまっても あんちゃんだけを責めるわけにもいかないでせう。
また笑いとゴシップに飢えている パートのおばちゃん達が 配達中に葉書を盗み読みして 大笑いしたり 身近なゴシップネタを仕入れたり 金目の配達物を猫婆したりしても モラルの低さを責めるだけでは この種の犯罪は続発・漸増するだけでせう。
鳴り物入りで浮かれ騒いで 郵政民営化政権が誕生し ろくに審議もせずに成立した 2007年の 郵政民営化法案から早5年。
再び郵政民営化を強行した 政権に逆戻りしそうな 2012年の総選挙。
郵政民営化で 一体どれほどの国民が 幸せになったのでせう。。。
☆安全論言う人住まぬ核の里 水戸 冨田英一 放射能来ないところで安全叫ぶ
良く笑う人は大抵元気です 池田 池田のヨン 笑いの治癒力偉大でしゅ
結婚後相談所ってないのかな 近江八幡 日なた猫 あれば離婚は減るでせう
春ひかり秋は風から知る季節 西宮 大谷久美子 貧しさで知る冬の到来
いじめっ子などと呼べてた良き時代 久喜 青毛のアン 今やいじめは犯罪でしゅ
人は核作るが地球造れない 川越 麦そよぐ 造れないけど壊せましゅ
ぼちぼちと死に頃ですが明日はイヤ 宝塚 忠公 死ぬのは当分先で良い
うわっバカこんな所で名を呼ぶな 島田 寺田光夫 恥ずかしい場所行ってるね
浮気する人はメールもマメらしい 京都 東原佐津子 浮気の連絡メールが便利
会見の「してございます」耳障り 東京 寿々姫 させていただきございます
気に入らぬアナウンサーのタレント化 瀬戸内 おはな 女子アナだったら許せるが
板長と女将はべらすVIP客 高知 小島雅博 味もわからずふんぞり返る
カップルに囲まれ座る映画館 北九州 小倉みどり 映画見るならやっぱ貸切
苦を句にしうたってしまうラララララ 久喜 野口裕子 それなら人生苦労なし
理不尽が肩で風切るよな時代 福岡 ナベトモ これから強風ひどくなる
仲畑流・万能川柳 毎日新聞 2012年12月06日 東京朝刊 ☆印は秀逸(仲畑貴志選)
昼間のサル仕事が終わると 急ぎ酷道50号線を 西へ西へ西へ。。。
高速馬車道を使えば 速くて快適なのでしゅが 大貧民には贅沢の極み。
19時10分 館林市役所に接岸。
練習会場の 館林市三の丸芸術ホールの 入り口がわからず 徘徊。
親切な男性に教えていただき 19時15分 舞台上に。。。
館林第九合唱団指揮者練習 会場:館林市三の丸芸術ホール舞台 指導:湯浅卓雄先生
佐野市民合唱団”Voice”のご紹介で 12月8日に開催される 第27回群響館林第九演奏会 で歌わせていただくため 館林見参。
第27回群響館林第九演奏会 日 時:2012年12月8日 (土) 18時30分開演(18時00分開場) 場 所:館林市文化会館大ホール 出 演: 管弦楽 群馬交響楽団 合 唱 館林第九合唱団 合唱音楽監督 多田羅迪夫 指 揮 湯浅卓雄 ソリスト Sop.木下美穂子、 Alt.重松みか、 Ten.井ノ上了吏、 Bar.多田羅迪夫 山 田 耕 筰 作 曲 序曲 ニ長調 ベートーヴェン作曲 交響曲 第九番 ニ長調 作品125「合唱付」
の指揮者練習でしゅ。
館林第九合唱団主要メンバーの方のご案内で着席。
例の如く適当に吠えまくっていると 前の席のベテランと思われる方が 「音程が下がっている」 「子音の発音のタイミングが早い」 などと 親切丁寧にご指摘ご指導してくださる。
休憩時間にも 「ドイツ語の発音がおかしい」 「周囲の声をよく聴いて ほかのメンバーに合わせて歌いなさい」 「発声の仕方を変えると良い」 などなどさらに懇切丁寧にご指導してくださる。
東京藝術大学か超一流音楽大学の教授先生かと 思いました。
ところがあとから 館林第九合唱団の主要メンバーの方から 「あの方はK生の方だからあまり気にしないでください」と 耳打ちされてしまいました。
どうも御専門は音楽理論と言うより 土木工学ではないかと思われる感じのお方でした。
そういえば 館林の人は ベーレンライター版の楽譜を使っているのに 件の方は 黄色い紙を煮締めたような楽譜を お持ちでした。
で、後半は ご指導、ご指摘の通り 耳を澄ませてほかの方々の声に 集中しながら 半ば全体を鑑賞するかのごとく レガート、レガート、レガートで 歌ってみました。
すごいでしゅ。 テナーのソプラノ病、ソプラノイド病、 ベースのオクターブ病、 アルトの垂れ下がり症候群などなど。。。
くっきりクリアに聴こえましゅ。。。 あやや。
マエストロ湯浅のレッスンが終了し 出入りのことなどを お話されるうち 件のお方が 「11月3日のK生第九では こうこうこうしました」と発言され マエストロ湯浅も一瞬びっくり。
さらに 「11月3日広上先生は このようにされました」 とも・・・
11月3日のマエストロ広上は そうされたかもしれませんが 12月8日の館林では マエストロ湯浅の指揮で歌うわけでしゅから それはちょっと???
そう言えば 2007年12月9日 第22回館林第九演奏会 http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/plural?id=71672&pg=20071209&num=10 に参加させていただいた時のことでしたでせうか。
館林第九合唱団以外の 応援第九合唱団の男性は 控室の一室に集められたのでしゅが スケジュールや男声の行動を 頻りに仕切る方がおられました。
勿論頼りになるのでしゅが 打ち上げの時 足利市民合唱団か 笠懸野合唱団の方かが 「何で館林第九合唱団のインゲンではないのに あんなに仕切るんだ?!」と ボヤいておられたことを 思い出しました。
最近読んだ本 フランシス・プーランク アンリ・エル/著 村田健司/訳 出版:春秋社 出版年:1993年12月 ページ:264 原書名 : Francis Poulenc. ISBN : 4-393-93134-3 定価 : 3090円
プーランク作曲グローリアを 歌っているので 図書館で借りて読んでみました。
プーランクのことを何も知らないし 「プーランクも クープランも コープランドも 区別つかないよ」 と言って笑いを取っていた グリークラブの先輩を 笑うわけにもいかないので 読んじゃいました。
いやあ、面白いでしゅ。
エリック・サティをからかって 絶交されちゃったり おもしろいエピソードが満載。
訳者のあとがきを読んでまたびっくり。
「この本は プーランク演奏家にとって バイブルである。」 だそうでしゅ。
と言うことは この本を読まないで プーランクを演奏する演奏者は 聖書を読まないで 伝道する宣教師のようなものなのか?
いやあ、恐れ入りやした。 プーランクを演奏するのに 別にプーランクのことなんか知らなくても 一向に差支えないでせう。
でも プーランク作曲グローリアの初演が 作曲時期:1959年5月〜11月 初演 : 1961年1月20日 ボストン 指揮:シャルル・ミュンシュ ソプラノ独唱:アデーレ・アディソン
パリ初演:1961年2月14日 指揮:ピエール・プレートル ソプラノ独唱:ロザンナ・カルテリ
プーランクの没年が1963年 と言うことを知っていたら 2011年なら 初演後50年 2013年なら 没後50年と ポスターチラシに入れて 宣伝できたのに・・・
ま、後の戸祭でしゅがね。。。
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