「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2008年02月01日(金) 映画 母べえ

2673歩 サウナ12分 水中歩行50分 体重60.8kg

映画 母(かあ)べえ
キャスト
野上佳代:吉永小百合
山崎徹:浅野忠信
野上久子:檀れい
野上初子(少女):志田未来
野上照美(少女):佐藤未来
藤岡仙吉:笑福亭鶴瓶
藤岡久太郎:中村梅之助
野上滋:坂東三津五郎
スタッフ
監督:山田洋次
プロデューサー:深澤宏
脚本:山田洋次、平松恵美子
原作:母べえ
野上照代 著 / 中央公論新社
音楽:冨田勲
ソプラノ:佐藤しのぶ
製作・配給:松竹
2007年


カミさんが
「母べえ」を観たい
というので
MOVIX宇都宮へ観にいく。

昭和15年のある朝
善良なドイツ文学者
野上滋(坂東三津五郎)が
逮捕状も無しで
突然、治安維持法違反で
逮捕、投獄される。

映画は
彼と彼の家族の手紙のやり取り
家族を助ける人々の様子を
丹念に描く。

野上の教え子
山崎徹(浅野忠信)が
残された家族の家に
出入りするようになり
親身になって彼女たちを助ける。

戦況はますます悪化し
最悪の結果を迎える。

必死に夫と娘たちを支えて生きる
母べえ(吉永小百合)がけなげでしゅ。

若いおば、野上久子:檀れい
娘たち
野上初子(少女):志田未来
野上照美(少女):佐藤未来
もすごく素敵でしゅ。

人騒がせなおじ(笑福亭鶴瓶)も快演。

それにしても本当にひどい時代でした。

そしてそんな時代がまた
やってくるようでしゅ。

多くの人々が無関心なうちに
事態は深く進行しているのでしゅ。

戦後は終わり
戦前が始まっているのでしゅ。

実に味わい深い映画でした。

この映画
Nandatte Cantabileには
山崎徹の母べえへの恋という
伏線が心に沁みたのでした。


本日車内で聞いたCD

CD
グローリア アンサンブル&クワイアー
15周年記念
ベートーヴェン没後180周年
CD1
1.ミサ曲の歴史をたずねて
 1.キリエ:グレゴリアン・チャント
 2.グローリア:パレストリーナ:ミサ・ブレヴィスより
 3.クレド:モンテヴェルディ:4声のミサより
 4.サンクトゥス:シューベルト:ミサ曲第4番より
 5.ベネディクトゥス:シューベルト:ミサ曲第4番より
 6.アニュス・デイ:バーバー
指揮:内田等
2.コリオラン序曲:ベートーヴェン
指揮:片岡真理(まこと)
CD2
ハ長調ミサ:ベートーヴェン
指揮:片岡真理
アンコール:キリエ:グレゴリアン・チャント
録音:2007年12月2日栃木県総合文化センターメインホール
ホライズン GL-0001,0002


Nandatte Cantabileが
今わらじを脱いでいる
グローリア アンサンブル&クワイアーの
演奏会ライブ。

アマチュア・オケとアマチュア合唱団の
演奏でしゅから
それなりの演奏でしゅ。

当事者としては
なんだかじーんとするものがありましゅ。

特に第1部のグローリア、クレドでは
Nandatte Cantabileが
先唱を歌わせていただいたので
なおさらでしゅ。

録音技術が素晴らしいのでしょうか
とってもよく録音されていましゅ。

でもちょっぴり恥ずかしいでしゅ。

参加メンバーにとっては
大切な記録でしゅ。


CD
OCORA/THE WORLD MUSIC24
南管散曲
 〜江南の古典音楽〜

1.プラタナスに吹く風
2.逢引き
3.寒い冬
4.わが心の悩み
5.いさかい
葵小月(唄)
南声社合奏団
録音:1982年 パリ
OCORA Radio France C559004


これもジャケ買い。

中国南宋時代からの音楽という。

詳しい解説はフランス語なので
ちんぷんかんぷん。

数ページの日本語解説が助かりましゅ。

憂いに満ちた
江南の音楽
一人静かに
焼酎を呑む時にでも
聴きたい音楽でしゅ。


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