「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2008年01月20日(日) 2008年 ベルベート・ピアノ・トリオ

9514歩

2008年1月20日14時
第107回クラシック・ライブ・コンサート
ピアノトリオの楽しみ
ベルベート・ピアノ・トリオ

ピアノ:菅間康夫
ヴァイオリン:渡辺陽子
チェロ:角田孝之
会場:栃木県立図書館1階ホール


今日は
グローリア アンサンブル&クワイアーの
入団説明会でしゅが
さぼって
コンサートへ。

ベルベートとは
美女(ベル)と野獣(ベート)。

いつもは
ベルベート弦楽四重奏団で
活動している
渡辺陽子さんと角田孝之さんが
ピアノ・トリオを組んでの演奏。

三人とも(譜めくりのN村さんも)
グローリア アンサンブル&クワイアーで
ご一緒させていただいたメンバーでしゅ。

まさしく美女と野獣の
アンサンブルでしゅ。

曲目は
モーツァルト作曲ピアノ協奏曲第21番ハ長調第2楽章
同:歌劇「フィガロの結婚」から「恋とはどんなものかしら」
ベートーヴェン作曲ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章
日本の四季から〜春よ来い〜春の歌メドレー
以上すべてピアノ三重奏版
シューベルト作曲ピアノ・トリオ第1番変ロ長調


100人も入るといっぱいの
県立図書館のホール
満席、立ち見まで出ましゅ。

無料のコンサートとあって
来場者の服装、顔つきは
オペラに来る人たちとは
全く違いましゅ。

でも音楽を楽しむ気持ちはまったく同じ。

Nandatte Cantabile
最前列中央に陣取り
最高のコンディションで鑑賞。

モーツァルト、ベートーヴェンの
ピアノ三重奏版すばらしいでしゅ。

休憩後の
シューベルト
40分近い大曲でしゅが
聴衆を飽きさせない演奏
さすがでしゅ。

アマチュアもここまで来ると
立派でしゅ。

またこのトリオの演奏
聴きたいでしゅ。

夢のような1時間30分でした。


ひのまどか著
ハイドン

使い捨て作品と芸術作品
1996年12月10日 第1刷発行
リブリオ出版


今年は
グローリア アンサンブル&クワイアーで
ハイドン作曲「戦時のミサ」を
歌う予定なので
ハイドンの伝記。

まずは小学校上級以上向けの
作曲家の物語シリーズから。

現地取材による
豊富なモノクロ写真が
当時を偲ばせましゅ。

それにしてもハイドンさんは
苦労人でしゅ。

それに意に染まぬ結婚で
たいへんな目に遭いました。

意中の人テレーゼ・ケラーは尼になり
テレーゼの姉アンナ・マリアと
いやいや結婚する羽目に・・・

そしてアンナ・マリアは
音楽史上有数の悪妻として
名を轟かせることになったのでしゅ。

でもわがハイドンさんはえらいでしゅ。

「わたしは悪妻をもったおかげで、
音楽芸術にすべてを傾けられる。
妻のことを気にせずに
仕事に全力を注げる。
これはわたしの音楽によって
人々の心を幸せに導けという、
神のご意思なのだ。」

と考え
自らを奮い立たせたのでしゅ。

Nandatte Cantabileも
神様に感謝でしゅ。

うちのカミさんは
ハイドンの奥さんほどの悪妻ではない。
それどころか
Nandatte Cantabileにはもったいないほど
よくできたカミさんなのかもしれない。

倹約家ではないが浪費家でもなく
すぐ激怒するが
やがては鎮まり
いつも他人とは思えぬほど
親切にしてくれる。

ハイドンの伝記を読んでいると
何故か心が安まりましゅ。

そのハイドンにも
ルイジア・ポルツェリ夫人という
気の毒な女性歌手と
12年にわたり
深い愛情に結ばれていたという。

本当に良かったでしゅね。

苦労人ならではユーモアと
巧みな処世術で幸福な生涯を送ったハイドン。

来年2009年はハイドン没後200年の
ビッグ・イヤーでしゅ。

今年、来年と
ハイドンさんの作品をたくさん聞き
心安らかに
過ごしていけるような気がしましゅ。


本日車内で聞いたCD

CD
ダ・カーポ ベスト・アルバム
「-ソングライター・ルネッサンス-」

日本コロムビア COCA-11606
野に咲く花のように
夏の日の忘れもの
湘南イン・ブルー
結婚するって本当ですか
宗谷岬
15秒の風景
水仙花
高知の子守唄
忘れた心
TOKYOル・ネオン
桜花白昼夢
SOUVENIR
ストームのあとで
ずっと遠くから・・・
SELAM(サラム)〜よみがえれアフリカ〜
この街の風に吹かれて


野に咲く花のように
いいでしゅ。

こんな風に生きたいでしゅ。

SELAM(サラム)〜よみがえれアフリカ〜
も良かったでしゅ。

栃木県佐野市出身の
榊原 広子さんの澄んだ声が
すがすがしいでしゅ。


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