2007年06月11日(月) |
VHSビデオ メト レヴァイン 歌劇トロヴァトーレ |
図書館で借りた VHSビデオ 歌劇トロヴァトーレ 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ
配役 ルーナ伯爵:シェリル・ミルンズ レオノーラ:エヴァ・マルトン マンリーコ:ルチアーノ・パヴァロッティ アズチェーナ:ドローラ・ツァーイック ほか
指揮:ジェイムズ・レヴァイン メトロポリタン歌劇場管弦楽団 メトロポリタン歌劇場合唱団 合唱指揮:デヴィッド・スティヴェンダー 制作:1988年10月 メトロポリタン歌劇場ライヴ収録 日本語字幕:小瀬村幸子
を鑑賞。
解説を先に読むと 救いのない悲劇とあるので ビビリながら鑑賞。
L.A.S.Ponderの知っているのは ジプシーたちの歌う アンヴィル・コーラスだけ。
さすがヴェルディ中期の傑作。 音楽すごいでしゅ。
主役の4人の歌唱力も素晴らしく アリア、重唱が終わるたびに 盛大な拍手が続きましゅ。
脇役陣の歌唱力も 主役級に見劣りせず 合唱も迫力十分でしゅ。
物語は ルーナ伯爵と マンリーコ(トロヴァトーレ=吟遊詩人) が政敵で恋敵。
マンリーコの母アズチェーナが 実は実の母でなく 彼女の復讐が 絡むという大悲劇。
吟遊詩人として現れる マンリーコがすぐに ルーナ伯爵の政敵とわかってしまうのは 展開が早すぎるような気もしましゅが 息を継がせぬ展開 小気味いいでしゅ。
マンリーコを愛する レオノーラに 横恋慕するルーナ伯爵の 愛もよくわかりましゅ。
3人の愛情が絡み合う中 ジプシー女アズチェーナの 復讐劇が我知らず進行するのでしゅ。
15世紀初頭のスペインという 設定を メトロポリタン歌劇場の 舞台装置・衣裳は 忠実に再現し 違和感なくオペラに 没入できましゅ。
吟遊詩人といえば 学生時代に上演した 辻邦生作 「ポセイドン仮面祭」で 吟遊詩人を L.A.S.Ponderが 演じたことを 思いだしましゅ。
劇中L.A.S.Ponderも 牢の中で2曲歌いました。
もちろんパヴァロッティとは 比べものになりませんが。
ヴェルディの歌劇を観るのは アイーダに次いで 2作目でしゅが 他のオペラも 観てみたいでしゅ。
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