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猫が来る!
2003年05月31日(土)

土曜だっつーのに、朝っぱらからたたき起こされた。
渋々部屋から出て行くと、満面笑顔の父(気持ち悪い)
父「ほれ」
その手の中には子猫。三毛。
私「……どうしたの、これ」
父「蔵の二階にいた」
半分倉庫化していたとは言え、住居部分ですよ?
どうしてそんなところから子猫が発見されるんですか。

というわけで、マジでよそ様の猫がひとんちで子供生んでたっつー話でした。
毎晩のように走り回っていたのは、親だったらしい……
親は悪いけど、子供に罪はないよね、うん。
……ちっちゃいよなぁ……
まだ目、開いたばっかかなぁ。
すっげー鳴いてるよ……親呼んでんのかな……
……
…………
いやぁ、かわいいなぁ! すっげーかわいいなぁ!(抱き上げながら)
ごめん、やっぱ猫好きはやめられないみたいだ。

で、引き取り手はいないし、我が家に置くわけにもいかないし、
(置いたらまた親が入ってくる)
(昨日の被害はイカの刺身。私のおかず)
とりあえず、裏口の軒下のところへ。
親が迎えに来るだろうという、マイマザーの言。
ミーミー鳴きまくってた子猫。
数十分後、親が迎えにきました。しかも夫婦で。
母親らしき三毛猫は、たしかにご近所のお猫様でした。
で、父親らしきグレーの猫(デブ)は……忘れようのないあの顔!
イカを盗み、にしんを盗み、毎晩私が追っかけてたやつ!
憎い! あの姿が、声が、身のこなしが憎い!!
やっぱりおまえだったのか!!!

仲良く去っていく親子三匹。
これでもううちに来ることはないでしょう……
……物置に入っていったような気はしますけどね。

そしてこうして落ち着いてネットに上がっていられるわけです。
物音しないってステキ! 静か! 気配に敏感な自分ともさようなら!

何より、子猫にメロメロになっていた大人三人(私は除外)の姿が気持ち悪かった。
猫撫で声とはまさにこのこと。
もうやめて。

次回予告。
中庭から聞こえる野太い泣き声!
窓の下、しきりに跳躍してくる白い影!
こっそり覗くとそこにはシャムっぽい柄の巨大猫が!

お願いです、安息をください。



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