心の呟き
時乃流

この日記の内容はHPの掲示板では
触れないようにお願いします。



 掲示板でも書いたが、

僕は二股をかけていたことがある。
それを付き合っていた娘たち双方が知っていたし了承もしていた。
どちらの娘と一緒に居ても他の人の目には同じカップルにしか見えないからなのだが……。

付き合い始めてしばらくして、彼女の中で眠っていた魂が目覚めた。
僕に向かって目覚めた者はこういった。
「だって敵だし」と。
そう、その時点ではその者は僕を敵視していた。
そんなまま数日後に彼女が家に遊びに来た。
始めのうちは目覚めた者に対して冷たい態度を取っていたのだが、彼女の一言でそれを改め、その者にも優しくしてあげた。
その者は明らかに動揺していた。そして次のようなことを言ったのだ(正確ではないが)。
「何で優しくするの? 私は敵なんだよ? そんなにされたら嫌いになれないじゃない」と。
その者はその時点では名前が無かったが、僕に名前を付けて欲しいと願った。
僕はふと浮かんだ名前を彼女に言霊を込めて送った。
「静流」という名を。
そうして二人の娘(身体は1つだが)と付き合うことになったのだった。


今はもう彼女ら二人への気持ちは僕の中に残っていない。
そして今は僕の側には愛しき女性(ひと)は居ない……。


2002年03月18日(月)
初日 最新 目次 MAIL HOME BBS