鶴は千年、生活下手

2020年12月16日(水) ゲームとしてなら

息子はずっとオンライン授業で、もともと中三から不登校なのだから、
運動不足は明らかである。
おまけに夫もリモートワークで運動不足だ。

先日、やっとNintendoのゲーム機(リングフィットとセットで販売し
ているやつ)を購入した。
ポケモンも購入して息子がやっている。
不思議なもので、運動しない息子が、ゲームだと思うとほぼ毎日運動を
しているのである。
歩くのもアイテムを入手するのもすべてが筋肉を使うし、ステージごと
のボスと戦うときも、数種類の運動をこなさなければ敵にダメージを与
えることができない。
とにかく、筋肉を使わなければ進まないRPGであるから、先を見たくて
運動するのだ。

わたしは横で見ているだけだが、それでも面白い。
キャラ化されたリングが、運動の度にかけてくれる声かけがまたいい。
いい声で「もう少し!」とか「いいねえ!」とか言ってくれることが、
結構励みになるということを改めて認識した。

ゲーム機にチップを差し込むために爪をこまめに切ったり、運動すれば
汗もかくのでまめに風呂に入ったり、生活水準が地味に上がっている。
めんどくさがり屋で行動に移すまで時間がかかる息子でも、好きなこと
に関連するとやれるもんだなあと。

ゲーム機は、わたしの「母の日」と「誕生日」と「結婚記念日」とで、
融合召還したものである。
本来はわたしのものだが、息子がポケモンとリングフィット、夫が昔の
ゼルダをやっている。
わたしはといえば、脳トレを買ったのに、まだ始めてすらいない。
う〜〜〜ん・・・・


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市屋千鶴 [MAIL]