息子の中学校の文化祭舞台部門の発表会があった。 会場までは行きも帰りも、仲良しの友だちと一緒だったので、母 とは別行動だった。 合唱で各学年の金賞と銀賞を決める。 4組の中から2組が表彰される。 わたしは、息子の勧めもあって、全てを鑑賞してきた。 1年、2年、3年と、学年が上がるにつれ、合唱の迫力は増す。 男子の声変わりの時期でもあるので、1年生は何かとつらそうだ。 やはり3年生の合唱は、しっかりと声が出ていながらも各パート のバランスが良くて、鳥肌が立つような合唱もあった。 帰宅後、息子と色々話し合うために、聞きながら感想をメモして いたが、各学年の金賞も銀賞も予想通りの結果だった。 息子のクラスは、金賞だった。 1年生の中では、バランスもよく、しっかりと声が出ていた。 支援級の他のお母さんたちと休憩時間に話をしたのだが、わたし が息子に感想をいうためにメモしているのを笑いあった。
合唱のあとで、吹奏楽部の発表があり、ひさしぶりに吹奏楽を楽 しんだ。 生で演奏を聴くのは、ほんとうにひさしぶりだ。 パーカッションの担当が、入れ替わりながら演奏しているのを見 ながら、パーカッションやってみたかったなあと思ったりした。 演奏が終わって、会場からアンコールがかかったが、それには応 えてもらえなかった、というか応えさせてもらえなかったようだ。 1曲ぐらい、短い曲をアンコールで演奏しても良さそうなのにと、 アンケートに書いた。
帰宅後、やはり息子は感想をもとめてきたので、メモをしたんだ よと見せながら、感想を話し合った。 同じ金賞でも、1年の金賞と3年の金賞とでは何がどう違うのか とか、声量とバランス、指揮の仕方などなど。
今日は音楽付漬けの一日で幸せだったねと、母と子は穏やかだった。
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