鶴は千年、生活下手

2016年06月06日(月) 梅雨入りしてしまった

先週末、息子は校外学習で水族館に行った。
電車に乗ってのことで、何回か行ったことのある水族館でもあり、
特に心配せずに送り出すこともできたし、大事件もなかった。

反対に自分自身の胃の調子がおかしくなって、朝と昼を食べずに
過ごした。
夕食は、ちょっとの白飯とほんのちょっとのおかずを食べてた。
大丈夫だったが、胃の裏っかわが痛いのはまだ治らなくて、夫が
早めに帰宅してくれたので、背中をもんでもらってやっと治った。
早く帰れる日で良かったし、ありがたかった。

日曜に久しぶりにしっかりとした雨が降って、梅雨入り。
どんよりとした毎日がやってくるのだろう。
雨具の短歌も、たくさん作れそうかというと、それはどうだろう。

土曜の夜というか、日曜の未明、夜中の2時過ぎに息子が起きた。
寝るのも遅かったらしいが(らしいというのは、母の方が早く寝
てしまうからだが。)、なんだか夜中に目が覚めてしまった模様。
日曜日に久しぶりに一緒に遊ぶ友だちとやりたいゲームの下準備
を、土曜日はずっとやっていたようで、よほど楽しみにしていた
のだなと思った。
それは、土曜日の午後に遊ぶ予定が延期になったからで、楽しみ
で寝付けないほどだ。

それほど楽しみにしていたのに、いざ集まってみたら、その友だ
ちは遊ぶはずだったゲームを持ってき忘れていた。
結局、別のゲームで遊んだらしいのだが、寝付けないほど楽しみ
にしていた息子が、なんだか切なかった。
本人は一向にそんなことに気づいていないが、息子の特性や性格
を考える母は、せつなくなってしまうのだ。

発達障害の子ども達が、予定外のことが起きると激しく戸惑って
しまうということのなかには、もしかしたら予定に対する期待感
の強さが影響しているのではないかと、思うこともある。
イメージ先行型で、期待度の高いイメージを作り上げているので、
失敗したときや予定が変更になったときのガッカリ感は大きい。
わたし達の思う以上のガッカリ感を味わう子も多いのだと思う。

だから、予定を伝えるときは、その予定が実現できなかったとき
の代替案をしっかりと事前に伝えておくことも大事なのだ。

多くを望めば手に入れられなかった失望も大きくなる。
小さな希望をたくさん積み上げていくのが、幸せなんだろうな。


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市屋千鶴 [MAIL]