息子、修学旅行中である。 息子のいない夜、寝る前は何となくそわそわする母。 眠ってしまえば、なんだかとても良く眠れて、普段息子に対して 神経を向けながら寝ているんだなと感じた。 それは母であれば乳児の頃からそうなのだが、未だに川の字で寝 ている我が家では、それがまだ続いているということなのだろう。
小学校では、グループメールというのがあって、それに登録する こととなっている。 そのグループメールで、修学旅行の様子を知らせてくれる。 ホテルに到着しましたとか、午前中の活動が終わりましたとか。
あいにくと、2日目の後半から雨になってしまったが、3日目は 午前中に少し活動して、あとは帰ってくるだけだから、雨でも可。 そわそわしている母は、夫が帰るまでの夜間、手持ち無沙汰だ。 夜中に帰宅する夫に、寝床からお帰りと声をかけ、夫が家にいる ことで安心して眠りについたのだった。 よく眠れるということには、神経を使っていないことと、夫が家 にいてくれることが必要条件だったようだ。
姉が、くも膜下出血の手術をした後で、よく言っていた。 一人だと、怖くて昼寝も出来ないのだと。 ちゃんと目が覚めるのか、不安なのだと。 なんだかわかるのである、その気持ち。 まあ、わたしは昼寝は出来るけどね。 だけど、その不安は、ある程度年齢が行くと少なからず出てくる 不安なのではないかと思う。 それに気づかないふりをして、眠っているのだろう。
睡眠は、難しいことなのかも。
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