鶴は千年、生活下手

2011年04月22日(金) 抜けた

歯が抜けた。  というか、抜いてやった。
一昨日、転んでぐらぐらがひどくなったもぐちゃんの歯だったが、
昨夜、ピザを食べていて抜けそうになったので抜いてやった。

昨日は、透析が終わって血圧は116だった。
透析中は暑くなるので血液の温度を35度にしていたが、終われ
ば自分の体温までもどる。
結果として透析中よりも下がってしまった。
火曜と木曜は病院で昼食をとっているが、昼食後に帰り支度をし
て表に出たら、冷や汗が出てきて自転車のそばでしゃがみ込んで
しまった。
朝は寒かったので冬のコートを着ていっており、帰りもそれを羽
織っていたのだが、それが悪かったのか。
食後ということと、暖かくなったことで血圧が下がったのだろう。
しゃがみ込んだままでコートを脱ぎ、ラン型下着と薄いセーター
だけになって冷たい風に当たった。
冷や汗も引き、だんだんと落ち着いたところで、腕まくりをして
自転車で帰った。
なるべく体を冷やしておこうと思ったからである。
体は冷やしたいが、耳は冷たいと痛くなる。
しかし、低血圧よりはまし。

もともと若い頃から140が普通の状態だったから、100とい
うのは、自分にとってはとても低血圧なのである。
もぐちゃんを迎えに行く前に血圧を測ったところ、100/72
だった。
ちょっと動いたり力んだりして血圧をあげてから迎えに行った。
しかし、帰宅後はさすがに立ち動く元気がなく、夕食はピザにす
ることになったのだった。

そうして、もぐちゃんの歯は抜けた。
抜いてくれと自分から言ったもぐちゃんだったが、抜いた直後は
若干パニクったようだった。
パニクったとき、てきぱきと対処法を指示して対処し、その後で
気持ちを受け止めてやり、そういうときはこうするのだとか、そ
れはこうした理由で起きたのだとかいうことを説明する。
今回も、まずはくちをすすぎ、血を洗い流してから歯茎の様子を
確認し、また本人にも確認させてこうなっているからもう少し食
べるのは後にしようと話し、血が止まったところで再び食べ始め
たのだった。

 指示を出す母の口調の冷たさに慣れないままで歯は抜けて行く(市屋千鶴)


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市屋千鶴 [MAIL]