鶴は千年、生活下手

2005年12月06日(火) いじわる

昼寝をしない日は、いつもよりやんちゃである。
眠いピークを過ぎるとテンションが上がり気味になるというのは
大人と同じであるらしいのだが、わたしはどうもそういう状態が
大人でもわが子でも癇に障るようだ。
特にわが子が、呼んでもわざと知らんぷりをすることを続けたり
すると、ようし、こっちだっていじわるしてやるぞと思ってしま
うのである。

さっきも、もう眠いだろうと寝る準備というか、いつもの段階を
踏んで布団に入ろうとすると、部屋の端っこの方に逃げてしまっ
たのである。
呼んでもへらへらしているだけで、いっこうに近寄って来ない。
わたしが行くのを待っているのだということはわかっているが、
思い通りになるのが嫌で、ついいじわるをしてしまった。
寝室を出てリビングを通り抜けて台所も抜け、玄関に隠れた。
もぐちゃんは、すぐに泣きがながら追いかけてきたが、リビング
も台所も小さい電球だけの明るさだったからか、リビングと台所
の境から動こうとせず、立ち止まったまま泣き続けた。
すぐに出て行くのも悔しいなと思って(大人げないのだ)、玄関
から声をかけたりした。
わたしの居場所がわかっても、もぐちゃんは動こうとしなかった。
やはりわたしの方が根負けして、玄関から出て、正面からおいで
と手招きすると、もぐちゃんは走りよってきて泣き止んだ。

抱っこして、ごめんねと言いながら、呼んでも来ないと悲しいよ
ねと話しかけたりしたが、そんな言い訳をしてもわたしが大人げ
ないいじわるをしてしまったことに変わりはないのだった。
すぐに寝てしまったが、悲しい夢を見て泣きながら目を覚ました
りしたら、かわいそうだよね。

夫にも言われたんだった。
「いじわるすると、いじわるする子になるよ。」って。

すまん。

 母だって悲しくなります君の名を呼んでも母を見てくれぬ時(市屋千鶴)


 < 過去  INDEX  未来 >


市屋千鶴 [MAIL]