今日で41歳。 というのは、もちろんわたしではなく、従妹である。 30代でマンションを買った従妹である。 相変わらず独身である。恋人はいるのかどうか不明。
旅行や新年会で会って、やっぱり40代には見えないなと思った。 18歳で上京し、19歳から4年間、わたしと一緒に暮らした。 わりとふけ顔で、10代なのにわたしと同じくらいに見られてい たのだが、そういう人は年をとってもあまりかわらないので、逆 に年よりも若く見えるようになって行く。
今年の新年会の時、離婚した従弟が少し遅れていたので、どうし たのだろうかという話をしていたら、従妹には電話で連絡が有っ たらしく、これこれこういうわけで遅れるらしいと代りに答えて いた。 わたしはひそかに、この二人が上手くいくといいのになと思って いたりするので、これはっと勘ぐったのだが、果たして。
従妹は、田舎に居た頃から、というか小さい頃から従弟が好きだ ったのだろうと思う。 それはわたしも同じで、年下ながら、とてもいい兄貴ぶりを発揮 していた従弟は好きだった。 わたしが、年下でお兄さんが好みというのは、その辺にルーツが あるのではないかと思っていたりする。 ただ、わたし達いとこ同士は、兄弟に近いような育ち方をしてき たので、恋愛感情だという認識はなかったのかもしれない。
が、従弟が離婚する直前あたり、悩んだりしてやつれていた頃に、 自分が嫁さんだったらもっと幸せにするのにというようなことを わたしにつぶやいたことがあるのだ。 20代の早い時期に結婚し、離婚してしまった42歳の従弟。 41歳で独身でいる従妹。 上手くいってくれればと思ってはいるが、どちらも住宅ローンを 抱えた身でもあれば、従弟には思春期の子供がいる。 (高校3年の男の子と中学3年の女の子。) 世の中、とくに恋愛ごとは、なかなか上手くいかないものである。
上滑りばかりしている恋だけど地球を一周するほど滑ればいいさ (市屋千鶴)
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