鶴は千年、生活下手

2004年11月07日(日) ぷらむの日

バタバタと家を出て、今日はぷらむの日。
南大沢の公民館に向かう途中で、「ママちゃ〜ん」と何度も呼び
ながら歩いている男の子に出会った。
前を行く人がお母さんなのかと思っていたら、「マーく〜ん」と
子供を呼んでいるらしい女性がいた。
あっと思って、あわてて戻り、男の子に「マーくんですか?」と
訊ねた。
男の子は、多分知らない人に話しかけられてもお話ししてはいけ
ないと教えられているようで(これは正しいが)、心細そうに来
た道を戻っているところだった。
そこで、「お母さんが向こうで呼んでいるよ」と教え、少し離れ
てついていくことにした。
もう一人の女性が、お母さんと思しき人に、「ママちゃんって、
何回も呼んで探していましたよ。」と伝えていた。

マーくんのママちゃんは、図書館にいるからねと言ったでしょと
男の子に話していた。
勝手にどこかに行ってはいけないって言ってるでしょ、とも。
そして、「勝手にどこかに行くんだったら、連れて来ないからね、
わかった?」と言った。
男の子は、はっきりと「うん、わかった。」と答えていた。
男の子は、2、3歳。
お母さんへの答え方などを聞いていると、とてもいい子だった。

急いで公民館に向かうと、今日は人数が少ないようだった。

今日の短歌紹介は、本田瑞穂さんの『すばらしい日々』から。
わたしは、本当にまだ半分くらいしたか読めていなくて、東先生
の紹介した歌のなかで、いくつもの驚きと共感とを感じ、そして
他の方々の感想を聞きながら、その感じはますます強くなって行
ったのだった。
ちゃんと全部読んで、本人に是非感想を伝えたいと思う。

さて、今回のお題「眼鏡」。
締め切りの日に、あわてて10分で題詠3首を用意して送ったの
が、今回は良かったのか悪かったのか。(苦笑)
詩歌というものは、作者の手を離れた時から読者のものになるの
だなぁと改めて思った。
というのも、実際に作った背景よりも他の方々の解釈の方が素敵
なことが多いのである。
ああ、そんなつもりではなかったので、なんだか申し訳ないなぁ
と思って、ついつい本当のことを言ってしまう。

 眼鏡だけ残して君が透けていくような気がするメガネストアー
                           (市屋千鶴)
 愛しくはないかわたしの眼鏡から少し小さく見えるわたしは
                           (市屋千鶴)
 老眼鏡をかけて大きくなりますかわたしが見えるわたしの気持ち
                           (市屋千鶴)

2首目は、「愛しくはないか」は言い過ぎ。
3首目は、問いかけにしない方が、とのご指摘。

どうやら、何事も本当のところは言わない方がいいらしい。(笑)


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市屋千鶴 [MAIL]