今日も朝から近所中が揺れている。 どうやら、掘り始めたらしい。すこぶる揺れる。 地震が来てもわからないぞ、きっと。 そう、思っていた。
お昼にコンビニまで行った時、ちょうど工事の人達も昼休みで、 重機が3台、やっぱり休んでいた。 まわりを囲っていたものも半分とれて、中がよく見えた。 そうか、そうなのか。 解体といえば、建物を壊すだけのように思ってしまうが、地面も 解体するのだ。 コンクリートは、敷地の半分だけ、べりべりと剥がされていた。 その剥がす作業で揺れていたのか。 こちら側はあらかた剥がされてしまったようだが、もう半分ある。 今日一日で、コンクリートが剥がされてしまうのだろうか。 剥がされた灰色のコンクリートの下には、真っ黒な土が有った。 なんだか、とても久しぶりに見た真っ黒な土だった。
その後の昼寝の時に、夢を見た。 真っ黒だと思っていた土が、実はちょっと掘ると赤土だったとい う夢で、いったい何を考えて寝ていたのか。 揺れる中での昼寝は、そんなものかもしれないな。
やっと夫の半纏を洗濯した。ついでに自分の分も洗った。 物干竿に半纏が二つ、ぷらぷらと揺れている様子は、なんだか妙 におかしい気がして、奴だこを思い出してしまった。 昨日、いっぱい働いたので、今日は半纏の洗濯だけを仕事にしよ うと決めて、他の洗濯は明日に回した。
早く身軽にならないかなぁ。 しゃきしゃきと動き回りたいなぁ。 自転車もシャーッと乗り回したいなぁ。 もぐちゃんの誕生を、別の意味でも待ち望んでいる母である。
身重と言う言葉の意味を実感しおなかを支え歩き出してく(市屋千鶴)
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