姉は、サクランボを持ってやってきた。 東林間の駅で待合せしお昼ご飯を一緒に食べてから、買い物して 我が家まで。 姉は、わたしにサクランボを持たせ、自分は重い方のスーパーの 袋を持ってくれた。
姉は透析をしているので、水分調整している。 食べられないものは特にないが、塩分の多いものを食べれば水を 飲みたくなるので、一緒にもやしラーメンを食べても、スープは 全く飲まない。 ばくばくと食べる妹と、少しずつ休みながら食べる姉。 食べ終わった妹は、我が家で発生する面白そうな話を姉にする。 姉は、妹の話を笑いながら聞いては食べる。 わたしたちは、こんな姉妹だ。
買い物をしてから、ゆっくりと我が家までの道のりをあれこれ説 明しながら歩いた。 以前よりずっと分かりやすい場所に有る。 「すぐに覚えられるね。 方向音痴の娘だって分かるって言ってたくらいだからねぇ。」 という姉。 姪は周りからそういう認識をされているのだった。(笑)
部屋の中で、あれこれと妊婦エピソードを語り合い、よく笑った。 買ったばかりのショーツがほころびてしまった話で爆笑する姉。 夫よりももっと笑う。妹を知り尽くした姉の笑いだ。 というよりも、夫はいろんなエピソードに慣れてしまったという ことなのか。(涙笑)
姉が持ってきたのは、父から送られてきたサクランボだった。 袋に小分けになっているものを二袋。 姉が帰った後ですぐにもう一袋を食べてしまったわたしだ。 美味しかった。実に美味しかった。 夫が帰ってきたら、もう一袋を二人で食べるのだ。 つまりわたしは一袋半食べるのだ。(えへん!)
サクランボと丸ごとのスイカは、なぜか買って食べない習慣。 スイカは、小さくカットしてパックされているものは買う。
姉は、夕飯のおかずを作ってあげるよと言って買い物もしたのだ ったが、わたしが割と調子が良かったので大丈夫だと辞退した。 なんだかとても調子が良かった。楽しかったからか。 ずっと作って食べたかったものを作って食べた。 美味しかった。(嬉)
姉は言うのだ。 本当に体が悪くなったら、食べたいものが食べられなくなるのだ から、今のうちに食べておきなよって。 それは一昨日の焼き肉のことだったのだが、美味しいレバーが羨 ましいとしきりに言っていた。 そうだなぁ、食べる楽しみが無くなったら、かなり寂しい。 やっぱり、あんまり腎臓が悪化しないといいなぁ。
姉は、道を覚えたから、今度は迎えに来なくても来れるよと言い ながら帰って行った。
小さくて細身の姉と大きくて豪快な我の声はそっくり(市屋千鶴)
|