鶴は千年、生活下手

2003年06月28日(土) ほんわか幸せ

不思議なことに、自分で買い物をすると買えないというか買いた
くないメニューでも、買ってきてもらったりして食べるとそれは
とても美味しかったりして、買いたくないからと行って食べられ
ないのではないのだということ。

蕎麦好きのわたしだが、たとえばコンビニの蕎麦類を見ても買い
たくなかったのだよね、ずっと。
だから、ずっと蕎麦は食べていなかった。
近所の弁当屋さんでは、夏の茄子祭りとかで茄子入りのメニュー
をいくつか出している。
茄子の天ぷらの入った奴をと夫にお願いしたら、それは天ざるに
なったのだった。
おそらく自分で買いに行ったらば買わなかったであろうメニュー。
食べてみたら、とても美味しかった。
茄子は大好物だからもちろん美味しかったのだが、久しぶりに食
べた蕎麦も美味しかった。

大満足して少し休もうと思ったら、二人して寝てしまった。
目が覚めたのは、16時だった。
マラソンリーディングの第二部のスタートにも間に合わない時間
になってしまったし、おまけに、起きたらめちゃくちゃ気持ち悪
くて、ついに断念してしまった。
第二部から行ってみようかと、夫にも送り迎えの相談をしたりし
ていたのになぁ。
夫とごろごろ暮らすことにした。(って、もう夕方だよね。)

3時間位して空腹感が増してくると、再び食欲が出てきた。
いつも、会社のかえりに夫が寄っているラーメン屋さんに行きた
いと言って家を出た。
ラーメン屋さんに行くまでに焼肉屋さんがある。
この焼肉屋さんは、アパート探しの時に世話になった不動産屋さ
んの親戚とかで、おいしいですよと言われたお店だった。
お店の前を通る時に漂って来る、美味しそうな焼き肉の匂い。
どうしようかと迷い、ラーメン屋さんの前まで行って匂いで決め
ようということになった。
ラーメン屋さんまで行って、焼肉屋さんに軍配が上がった。(笑)

おすすめ4点もりとレバーとナムルを注文した。
わたしはそれにご飯、夫は大ジョッキ。
夫はさらに、ミックスホルモンを注文。タン・ハツ・レバーだ。
どれも美味しかったのだが、レバーのおいしさには驚いた。
臭みなど全くないし、甘みが広がる。実においしい。
お店の人に、レバーどうでした?と聞かれて、夫婦そろって満面
の笑顔で美味しかったですと答えた。
なんだかとても幸せな気持ちになって、お店を出てからお腹をさ
すりながらもぐちゃんに話しかけたりした。

帰りにPS2のゲームを買って帰り、夫が遊ぶのを見ていた。

初めて夫と焼き肉を食べたのは、付き合い始めた頃だった。
今から8年ほど前のことだ。
その頃はわたしの方が高給取りで、夫に焼き肉を奢ったのだった。
二人で焼き肉を食べると、いつもその頃の話になる。
もうすぐ8年になるんだねと、感慨深げな夫。
まさかあの頃、二人が親になるなんて思っていなかったねとも。

わたしは、美味しいものを夫と食べられて幸せだと言った。
夫は、美味しそうに食べるわたし見ながら食事ができて幸せだと
言った。
行きたかったイベントには行けなかったが、その代わりにとても
ほんわかと幸せな気持ちになった一日だった。
一日のなかには、わたしがぐずってしまう場面もあったのだが、
それも夫の言葉で落ち着いて穏やかになることができた。

そんな一部始終を、お腹の子どもは感じ取っているのだろうか。

 大切に思えることの小ささが喜びを増すことに気が付く(市屋千鶴)


 < 過去  INDEX  未来 >


市屋千鶴 [MAIL]