鶴は千年、生活下手

2002年11月18日(月) ゲームとかヒーローとか

マニアックな話がつづく。
わたしの超お宝ゲームは、この「ポポロクロイス」シリーズと
「ワイルドアームズ」。
ワイルドアームズは、最初のが一番だ。
最初に買ったロールプレイングゲームだったが、泣いた。
夫と姉の一家からかかってきたときの携帯の着メロは、「ワイ
ルドアームズ」のテーマソング。(すっごいばか?)
その後ポポロを買って、やっぱり泣いた。
1も2も泣いた。

ゲームで泣くなんて、この2シリーズ以外考えられない。
やってて面白い、難しい、爽快だとか、いろいろあるけれど、
RPGはストーリーの良さとキャラの人柄だって思うわたしは、
甘ちゃんなんだろうか。

同じような感覚で、子供向け番組も見る。
特にヒーローもの。
今現在放映中の「忍風戦隊ハリケンジャー」の前の前。
「未来戦隊タイムレンジャー」を見ていたころ。
市内のショッピングセンターに何気なく夫と買物に行った。
なんと、そこでは、「タイムレンジャーショー」開催中。
入り口の横のイベント会場で、彼らは戦っていた。
ああ、テレビで見るときと同じジャンプの仕方。
(メンバー一人一人、ジャンプの仕方が決まっている。)
すごいぞ、みんな。
お決まりのようにピンチになるヒーローたち。
子供たちに声援を送ってくれと頼むヒーローたち。
精一杯の大声で応援する幼い子供たち。
その声を聞いていて、なんだかわたしのほうが鼻がつんとして
しまった。
そうそう、そうやって誰かのために精一杯応援するってことを
覚えてね、みんな。
精一杯の応援が力に代わるってことも、ちゃんと覚えてね。

こんなわたし。
子供番組は子供と一緒に大人にも見て欲しいと思っている。
子供の純粋な質問にちゃんと答えてあげて欲しいと思っている。
仕掛けがどうのこうのは、大人だってわからないでいいと思う。
でも、この敵のどこが悪いのか、そしてヒーローたちは何を怒
り何を悲しんでいるのか。
それをしっかりと伝えて欲しいと思う。
作る方も、見せる方も、その中にちゃんと伝えたいことを入れ
て置かなくちゃいけないと思う。
御伽噺や昔話にちゃんとメッセージが込められているように、
子供向けと銘打ったテレビ番組には、ちゃんとメッセージが込
められていてほしい。
ただ、ロボットを買いたいとだけ思わせていちゃだめだよ。
幼稚園くらいの子供には、無理なんだろうけどなぁ。

3歳くらいまでは、ハッピーエンドのお話だけを読み聞かせる
のが相応しいと聞いた。

昔話やヒーローものや、少年向けのアニメ。
本当に分かるのは、小学校の後半からだろうか。
(龍の子太郎で泣いたのは、中学三年だったが。)
わたしは、10〜12歳くらいの主人公に憧れる。
熱い心は、ヒーローたちに支えられていく。

 「守るべき者があるから強いのだ。」スケバン刑事はかく語られり
                             (市屋千鶴)


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