二日目は、9時の出発予定を30分早めて出発。 宿泊は湯元の方だったから、湯の湖や中禅寺湖の紅葉を眺めな がら、まずは「華厳の滝」へ。 早めの出発の効果で、見学用のエレベーターにも並ばずに乗れ たし、お土産物屋さんもまずまずの混み具合だった。 出だし好調。
いろは坂を下りながら、坂ごとに異なる紅葉を眺める。 日本人で良かったと思うひととき。(^^) 四季折々の風景を愛でることができるんだものね。 とにかく、紅葉がとてもきれいだった。
日光市内に下りたが、昼食にはまだ早いからと、先に東照宮を 見学。 実は初めてというメンバーもいて、ぞろぞろとミニ団体で歩く。 (わたしも姉も始めてだった。(^^;あはは ) 坂や階段が、姉や従姉にはちょっときつかったみたいだった。 が、なんとか無事に見学も終了し、後は帰るだけ。
さすが身内の旅行だ。 何ヵ所も見て回るのではなくて、少しでも楽なようにという点 を重視しての旅行だから、3ヵ所も見るところが有ればOK。 なによりも、バスから眺める紅葉は実にきれいだった。
思うに、アメリカ人である従妹のハズが、「来年は日光に行き たい!」と言わなければ実現しなかったであろうこの旅行。 そして、難病の従姉が回復していて、彼女の夫が交通事故から 復活していて、わたしの姉が透析に慣れていてという、今でな ければ実現しなかっただろうこの旅行。
姉は言った。 「しあわせだわぁ。こんなきれいな紅葉が見られて。」 従姉も言った。 「ほんとだねぇ。いい時期に来れて良かったね。」 二人の心の中には、言葉にしない言葉が有るはずだった。 「お互いに旅行できるまでになって良かったね。」 そして、二人の妹であるわたしと従妹にも、言葉にしない言葉 があった。 「姉達が元気に旅行が出来るようになってほんとに良かった。」
そして、わたし達従姉妹すべてが思ったこと。 二人の叔母とその連れ合いが、こうしてずっと仲良くしていて くれるおかげで、こういう集まりがずっと20年以上も続いて いるのだということ。 きっかけをくれた従妹のハズにも、叔母達にもいとこ達にも、 その家族達にも、たくさんのありがとうを言った。
幹事として、そんな集団の一員として。
なによりも一緒に旅行できたこと姉の家族とわたしの喜び(市屋千鶴)
宿の部屋が乾燥していたので、ちょっと喉を傷めているらしい みんなだけれど。(^^;
|