人間、いろんなことを乗り越えて毎日暮らしている訳で、日々 の生活はうっかりしていると忘れそうになる。
やっと衣更え。 寒かったり暑かったりで、半袖でいいかっていう日もあったし、 重ね着するほどの日もあるしで、やっと衣更えに踏み切る。
この三連休は、二人とも予定無しのぼんやりした三日間。 来週末、その次の週末と、早起きして出かけなければならない ので、鋭気を養い中。(^^;
来週末は、短歌の勉強会で吟行。 お散歩しながら短歌を作るんだね。 で、普段でさえ2時間半かけて通っているんだけど、その日は 10時集合なので、7時半に家を出る。 午前中に吟行して、お昼を食べて、午後から合評なんだけど、 わたしは夕方から上京する知人と会いたいので、途中まで。
その次の週末は、身内の日光旅行なんだけど、8時に出発する んだよね。それも2時間近くかかる所から。(T_T) 6時過ぎの電車にのる。5時台に家をでなくちゃならん。 一人ならまだしも、寝坊助の夫と一緒に行くのだから、その日 はきっと大変な朝になるんだよね。(;_;)
なんて、ぼやいていたら友達から電話がかかってきた。 衣更えが終ったら、夕方から飲もうって。 それぞれが電車に乗って、都心に出るんだ。
新宿で待合わせして、居酒屋さんへ。 早く着きすぎた彼女は、待合せ場所で人々の流れに飲み込まれ そうになりながら、待っていた。 わたし達夫婦は二人とも大柄だから、彼女の方からすぐわかる。 助さん、格さんを従えた、御老公みたいになって歩いた。
彼女とは夫と付き合う前からの友達で、付き合い始めの頃から わたし達のことを知っている。 引越しのときには手伝ってもらったり、手伝ったり。 温泉旅行も一緒に行く間柄。 いつもお世話になっております。m(__)m
ウーロンハイとか飲みながら、茄子焼とか食べながら、いろん なことを3人で話した。 会社(夫と彼女は同じ会社)のこと、飼っている3匹猫のこと、 テレビ番組のこと、「回転寿司発見っ!!」と叫んでしまった わたしのこと、魚屋さんで子持ち昆布を見ていてよだれを垂ら してしまった彼女のこと、などなど。 取り止めも無く、いろんなことを話した。
あんまり楽しくお話しすぎて、社員旅行のときに買ったお土産 を渡し損ねた。(T_T)おばかー。 途中の乗換え駅から彼女に電話して、忘れちゃったよと話す。 「途中で思い出したけど、忘れてるんだなぁって思ってた。」 と、彼女。 貰う側から、「お土産は?」とは聞けないよね。ごめんね。
夫は、行きも帰りも、ポケットに忍ばせたiPODで音楽を聴 いていた。 でも、わたしがしょっちゅう話しかけるから、帰りの途中から は聴かなくなってしまっていた。ごめんね。
いろいろなことを許したり許してもらったりして暮らしている ことに感謝する夜。
都会から逃げ帰るような電車にて減りゆく人を見送っている(市屋千鶴)
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