鶴は千年、生活下手

2002年10月06日(日) 行き先はそれぞれだけど

今日も二人で出かける。(嬉)
行き先はそれぞれなんだけど、途中の駅まで一緒だ。

わたしは短歌の勉強会で指導していただいている方の歌集批評会。
夫は秋葉原へGOだ。
iPODは買うのかどうかわからないが、一人で秋葉原に行くの
は夫にとってすごい楽しいこと。
女性が目的も無しにウィンドウショッピングするのと同じように
秋葉原のお店をいろいろと見て回る。

目的のものが無くてふらふら見て回るのは、興味の強弱によって
体力消耗が違う。
女性が、洋服やら靴やらバッグやらを見てうろうろしていられる
のはそれらに対する興味が強いから。
夫が(男性の多く)がそれに付き合っているとめちゃくちゃ疲れ
るのは、そういう物への興味がほとんど無いに等しいから。
秋葉原で元気に夫に付いて歩けるのは、自分も興味が有るものを
持っているとき。
特に欲しいものが無いときに夫に付き合うのは、やっぱり疲れる。

だから、ほんとは一人でえんえんとお店を回って歩いたりしたい
と思うのだろうが、わたしを気遣ってくれるので、ときどき一人
で秋葉原って夫には大事かもしれないね。
わたしは、定休日とかに大手スーパーを見歩いたりしてるからね。

一人の時間を持つ妻と、家にいるときはほとんど一人にならない夫。
一人ぼっちの時間はお互いに何を与えてくれるのだろうか。

そういえば、夏のある日、休日出勤の夫に会いに行ったっけ。
事務所に入ろうとして、声が聞こえたので誰かいるのかと思ったら
iMACから好きな音楽を流して、唄いながら仕事していた。
夫の仕事が終るまで、夫の歌声を聞きながら、時折外れる音程の
ことなどを気にしながら、本を読んで待ったっけなぁ。

 休日の会社で一人歌いながら仕事している君を見ていた(市屋千鶴)

そろそろ出かける準備をしなくちゃ。


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市屋千鶴 [MAIL]