よくお邪魔するHPで、泣くということが話題になっている。 ふと考える自分の涙の意味。
わたしにとって、悔し涙と、怒りの涙は違う。 悔し涙は、自分自身の行為や心根を悔やんだり、自分に腹が 立ったりするときが多い。 もし、言い争って、その結果自分が我慢を強いられることに なったとしても、相手に対する悔し涙というよりは、あの時 なぜこう言い返せなかったのかという自分自身への悔しさ。 言いたいことを言えずに折れてしまったことへの悔しさ。 そんなときの涙は、なかなか止まらないものなのだ。
しかし、怒りの涙。 こちらは、純粋に相手に対する怒り。 それはわたしにとっては、涙を流している場合ではないこと が多く、涙があふれても、長くは流れていないように思う。 とはいっても、純粋に相手に対して怒りをぶつけること、い やそれ以前に、怒りを持つことなど滅多に有るものではない。 ケンカしてさえ、相手に対する怒りより負けてしまった自分 に対する悔しさのほうが先行するのだから。
何か無性に怒りを感じたのは、地下鉄サリン事件のニュース を聞いたときだった。 仕事中だったが、無差別大量殺人をねらった犯行に、頭の中 がカァーッとなってしばらく仕事が手に付かなかったのを覚 えている。 通勤電車だったということも、自分の身近なものに感じた要 因だったのだろう。 同僚と話していて、涙ぐんでしまった自分に驚いていた。
怒りとか悔しさとかの涙には味がないんだ味わえないんだ (市屋千鶴)
明日に続いちゃおうかな。f(^^;)エヘヘ
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