東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
11時起床。悪夢に苛まれた訳でも無いのにひどい寝汗。昨日からの雨がまだ続いている。シャワーを浴びてキッチンにあった湿ったパンを食べて目を覚ます。
先週買った茶色の5分丈のダサかっこよいドイツ軍のカットソーを着て雨の中駐車場に向かう。新宿まで渋滞60分。雨の日は大抵込み合う青梅街道。迂回して五日市街道経由で新宿へ向かう。
京王百貨店のセールで靴を選んでいる彼女と落ち合う。開口一番「今時茶色はないべ。しかも髪乱れてるよ。」と言われ、思わずハンカチで汗を拭う。
気に入った靴のサイズが無いとみえ、高島屋へ行くことに。女性靴売場は、男にとって一番目のやり場に困る場所。そこらへんにボーっと突っ立っていると、何この人、所在無さげだわ、という目で見られるので、自分はHMVに行ってタヒチ80とカーティスメイフィールドの2枚組とDEEPFORESTの新作のCDをカードで買う。\8,074。しかもお店の人は誤って「カードですと分割のみになりますが」と一括と分割を間違っていたが、とりあえず何も考えずに「はい」と答えておく。
新宿アイランドタワーのカプリで茄子とほうれん草のミートソースとライスコロッケを食べる。隣りの席で一人、大盛のサラダとブレッドを食べていた、おそらく新宿ヒルトンに泊まっているであろう、しかもケミカルブラザーズのTシャツを着た中年イギリス人は少しマーロンブランドに似ていた。
その後彼女の家まで送った後、大雨の中、家路に向かう。雨の日の事故が一番多い。免許とり立ての学生時代の雨の日に家の車をガードレールにぶつけて廃車にしたことをいつも頭の片隅に置いて運転しているので、それ以来事故は一度も無い。
帰りの車中はインターFMを聴く。この車は前のオーナーが既にMDを入れていたのだが、熱を帯びて中のセンサー部分がやられ、MDを入れてもエラーで出てきてしまい、ラジオしか聴けないというオチ。
♪A Thousand Miles / Vanessa Carlton
|