東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。

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2002年06月23日(日) 男の生き様について

12時起床。コーヒーを飲みながら昨日コンビニで買ったバナナ味の菓子パンを食べ、WEBブラウジング。地元の友人が言っていた古着屋が気になっていたので、日曜日に家に引き篭りにならないためにも電話してみる。

田無駅で待ち合わせ、小平へ。小平にそもそも古着屋というか、デッドストックなので古着とは若干趣きが違うが、そういう店があること自体驚きだ。

そこはこじゃれた美容室に隣接した4畳半ほどのスペースに、数々の商品が散りばめられていた。他に客はいなかったので、コーヒーまで出してくれて、煙草も吸いながら3人で雑談する。仕入れの話しやら、この店の客層は地元のおばちゃんと、美容室の人達が多かったりだとか。自分はドイツ軍の7分丈パンツと茶色い5分丈のスウェット素材の厚手のシャツを購入。原宿や代官山のセレクトショップでは9,800円するものが、3,800円だったり、まあとにかく質の良いものを安く買う事が出来、大満足する。外に出してある商品を覗いたり、値札を見ていくのは、確かにさっきからおばちゃんばかりだ。

その後、田無に戻り、唯一落ち着いて寛げるフジカフェで友人と雑談。上っ面の話しではなく、かなり真面目な、人生とか、結婚とか、前向きに生きることとか、男の生き様だとか、いい年した20代も後半を差しかかっている大の男二人が大真面目にそういう話しをしてしまったので、周りにいる客は恐らくねずみ講の勧誘か、新興宗教まがいかと思ったに違いない。

目前にあることだけをこなし、気づいたら全く考えることをしなくなっている自分がそこにいる。要はプラス思考で物事を考えずに、否、考えた振りをして何かに怯えながら生きている自分をまざまざと思い知る。

この友人とは学生時代の地元のファミレスのバイトで知り合い、もう6年程の長い付き合いになるが、なんでも相談できる友人も彼くらいなもんだろう。合コンを企画したり、日記を書いてみたり、HTMLのタグをいじって2時間使ってしまうのも、自分がいかに今の現実問題から逃げているかが垣間見れるというもんだ。決してそういうことが悪い訳では無いが、そこに客観視している自分がいるかどうか、そして客観視しすぎてクールになってしまうのではなく、人間らしい自分がいるかどうかという事なのだ。何かを考えるとき、自分の過去だけを考えると、視野が狭くなるので、全く異なる生き方をしている人と話してみたりすることで、新しい発見や自分にとってプラスになるものを得られるかもしれない、要約すると、死んだ魚の目をするなという事を二人で語る。

コンビニで中国緑茶凛をまとめ買いし、家に戻り、飯を食べてイーエスブックで「金持ち父さんの投資ガイド入門編」を注文し、明日からの仕事の為に腹筋を鍛える。

♪HALFCRAZY / MUSIQ


manabu

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