白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年01月30日(月) 試訳・梅の歌 (歴代地白虎風)

  
井上さんに詠んで欲しい友則萌え歌二首。


君ならで誰にか見せむ梅の花
色をも香をも知る人ぞ知る



超意訳:

君でない、一体誰にこの梅を見せようか。

この色も香も、本当にわかるのは君だけなのだよ…



「我が宿の梅が咲いたよ」、なんて云い、
友雅か翡翠にぜひ天白虎に贈って欲しい歌です。


もう一首。ねやの歌。(え?)


よひよひにぬぎてわがぬるかり衣
かけておもはぬ時のまもなし



超意訳:

夜毎に脱いでは衣桁に掛けて寝る狩衣のように。

君に思いを掛けないときは片時もないのだよ…



ちなみに、「衣桁」を「体」と解釈しているものもまれにあり、
そうなるともっとえっちです(↓)

超意訳:

夜毎に脱いでは身に掛けて寝る狩衣のように。

君に思いを掛けないときは片時もないのだよ…



ちなみに上の歌、友則集では

宵宵におきて別るる唐衣
かけて思はぬときの間ぞなき


となっています。

ちょっとの差ではありますが、よりフェロモン度が高いのは先の
古今集版かなあと思います。


そして梅といえば思い出す3の景時さん。

彼なら同じ友則でもこの歌がいいかなあと思います。


雪ふれば木ごとに花ぞ咲きにける
いづれを梅とわきて折らまし



超意訳:

わぁ〜!

雪が降ったから、どの木にも花が咲いたように見えるね!

どれが本当の白梅かな〜。

区別して折るのがたいへんだね〜。



…なんて(笑)


なお、上の「木ごと」は「木毎」で、二字足すと「梅」になります。

もとは漢詩の技法のようですが、
王朝びとの遊びは本当に心ニクイですねえ。
 
 
 
 
 


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