2002年10月16日(水) |
四ツ谷に禅に/言の葉さやげ |
こんばんは。お元気ですか?桂子です。
今日は一日ぽかぽかと暖かな日でした。 ちょうど、朝から外出でしたため、 「ああ。気持ちいい…このままばっくれて 公園でうたた寝でもできたらどんなに…」
…恐ろしいことになるだろうと。
一瞬で現実に立ち返ったわたくしでございました。
今日は四ツ谷付近を通りかかったのですが、 あの付近は緑が多くて閑静で、いつも素敵だなあと思います。
春の桜もいいものですが、秋の街路もなかなかで。 一軒、素敵なレストランがあるのですが、 ここにいつ友鷹を連れてこようかと算段しながら 歩くのもまた楽し…(…いや、傍目にはきっと不気味なだけだろう…)
本日のヒット。 友人が「禅」に転ぶ。(…転ぶものなのかそれは…) 国際結婚をして海外に居住する幼馴染であるのだが、 昔からとっぴな行動をしては、常に驚かせてくれている。 この前日本に一時帰国したと思ったら、どこかのお店で 目覚めたらしい。 「家族にやめろってしばかれたけど、 やはり持っていってしまいました。床の間台。 重かったーー。あと掛け軸とかお香とか」
……うん。わたしもそこにいたらしばいてあげた。 だってあなたのおうちは正真正銘の西洋建築。 「洋風」でさえないのだよ…(何故か友さん口調)
将来は禅デザイナーを目指すと気合い入りまくりの彼女。 ますます目が離せない感じだ。(だから禅デザイナーって何…)
…よおし。今度の差し入れは「六種の薫物」で決まりだ〜! (あれ?違います?)
本日のヒット2。 好きな詩人さんのエッセイを読む。 「言の葉さやげ」(茨木のり子著)。 文のリズムが詩のようで、読んでいる間ずっと気持ちが高揚した。
「整理されたなかに、未整理の部分を含んだ言葉も、 或る緊張を強いて美しい。 もともと人間は、そういう存在だからだろう」
中でも、上の一文に胸をつかれるものがありました。
大好きな詩人さんに、また惚れ直してしまいました…
ではでは長くなりましたがこのへんで… みなさまいつもありがとうございます。 明日もどうぞお元気で!
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