2002年10月14日(月) |
「日曜の朝、午前10時」(ミニSS)/雑記 |
「日曜の朝、午前10時」(友雅×幸鷹)
その日。 遅めの朝食をとりながらふと彼が言った。
「…ねえ。今日の夜もここにいていい?」 「明日、ここから出社なさるのですか?」 「うん。…だめかな」 「いいですよ。…どうも私はあなたには甘いな」 「ふふ。他の人には厳しいの?幸鷹は」 「そう言った人がいたのは確かです」
「ははっ」と彼が珍しく笑った。
いつもの儚い微笑でなく。 朝の白い光より、なおその笑顔は眩しくて。 朝陽の中に溶けそうで。
私は無性に嬉しくなり、彼に微笑みを返したのだった。
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こんばんは。お元気ですか?桂子です。
上のミニSSは、時期としましては「季節の狭間 過ぎ行く日々」の少し前にあたるものです。 (何かのついでにSSの中に再録するかも知れません…)
タイトルは、サイモン&ガーファンクルの1stアルバムのタイトル曲 「水曜の朝、午前3時」を元にさせていただきました。 この曲は、とても綺麗で、綺麗過ぎて切ない曲です。 サイモン&ガーファンクルの曲は旋律も歌詞も静謐な美しさがあって、 上のようにシングルカットされていないものにも掘り出し物の名曲が多く、 かなり気に入っております。
そしてこういう胸を打つ曲を聴くと、「ああ!白虎を書きたい」病が またもや頭をもたげるこの頃のわたくしなのでした…
昨日、今日と家族が大風邪を引きまして、 遊ぶ予定を取りやめ、様子を見つつ、 家でゆっくり後輩に借りたDVDなど鑑賞しておりました。
…そしたらこれがまたいい映画で… ああ!白虎で大林○彦風ストーリーも素敵!…とか。
いろいろな白虎をどんどん書ける才能・力量・スピードが 切実に欲しいです…
ちなみに。今日の午前中などは、 昨日「再会」をアップしました影響で、「翡翠×鷹通」 が大暴走。いけないことになっておりました…(ええっ?)
ではでは、今夜はこのへんで。 いつも見てくださってありがとうございます。 好きなものを書いて、それを見ていただけるというのは、 ほんとうに幸せなことだと日々思っています。 そして、見てくださった方のお心に、 何か少しでも響くものがありますよう、 いつも願ってやみません…。
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