2002年10月09日(水) |
司馬さん礼賛/夢は白虎江戸物…?/(追加)更新しました |
こんにちは。桂子です。
昨日こちらの日記に「いつか江戸物云々…」と書きましたその 舌の根も乾かないうちに、 思わず…その…更新してしまいました…
あの、「追分」というタイトルでアップいたしましたので、 よろしければさくっとご覧になっていただければ とても嬉しく思います。
(ほんとうになんちゃってものですが、書いていて楽しかったです…)
(以下、昨日の日記です)
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こんばんは。お元気ですか?桂子です。
今日は元気に働いてまいりました。 1日休むとメールがたまりまくっていて朝びっくりしました。
昔、私が新人の頃にはまだ各人にPCが支給されておらず、 ワープロを共有で使っていたのですね。 なので、有休を取って出社しても、あるのは電話のメモや FAXぐらい。こんなことはなかったのですよねえ。しみじみ。
さて本日のヒットです。 文藝別冊『司馬遼太郎の「戦国時代」』をゲット。 その中の安西水丸さんのエッセイにとても共感。 彼が書いたように私も、司馬さんの作品では「夏草の賦」が大好きで。 長曾我部元親というそれほどメジャーではない人物が主人公なのですが、 「竜馬がゆく」の坂本竜馬(龍馬)などに比べてスケールが大きすぎない分、 共感の度合いが大きいのです。タイトルもいいんですよ〜。
司馬さんの作品ではあとは(…といっても分母は少ないのですが)、 吉田松陰と高杉晋作を描いた「世に棲む日日」、 「菜の花の沖」などもかなり好きです。 友雅が江戸にいたとしたら、ほんの少し 高杉のテイストが入るかなあなんて思います。 文武両道に秀でているところ、とてもおモテになるところなどは。 でも、「おもしろきこともなき世をおもしろく」 はかっこいいけどちょっと友雅とは違うかなあ… むしろ翡翠が近いかも…
そして、個人的に一番好きなのは、、 土方さんがかっこよすぎる「燃えよ剣」。これはもう最高です。 アンソロジー的な「新選組血風録」も好きですね。たまりません…。 どうしてあんなにキャラを立てられるのだろう…
司馬さんといえば昔、サークルの先輩が卒論を 「もし読んでもらえたらとても嬉しい」ぐらいの気持ちで 彼に送ったところ、しばらくして葉書1枚にびっしりお礼と 感想が書かれて送られてきて、一生の宝物だと 感激されていたことがありました。
実物も見せていただいたのですが、几帳面そうな 司馬さんらしい字だったようなかすかな記憶があります。
そんなかっこいい司馬さんも今はいらっしゃらないのですね。 寂しい…。
とか書いているうちに、 いつか機会があれば白虎でパラレル江戸物など 書いてみたい気もしてまいりました。 …ああでも、わたくしの江戸の知識なんぞ 杉浦日向子さんのエッセイとか 池波さんの時代物とかぐらい……うう……
ど、どなたか…などと思いつつ、 ではではまた〜。
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