白日の独白
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2006年05月17日(水) それは何でもなく

夢でも幻覚でも思考でもなく
眠るまでほんの一時のこと
何処からともなく遣って来ては
それは瞼の裏側にひっそりと居座る
「これは一体何なんだろう」と疑問は浮かべども
不思議とこころ掻き乱されることはなく
既に眼を閉じているから
逸らす事は出来なくて
僕はただそれを眺める
毎晩毎晩毎晩毎晩
僕はただそれを眺めて眠る


夜 |MAIL

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