白日の独白
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2006年01月30日(月) 壁との会話

僕には情緒がないとN先生は言いました。
そういう所が可愛くて大好きだと壁を見ながら言いました。
立場上言うべきではない言葉だということを自覚した上で。

結局この人は壊れたがっていて、壊れた振りをしていたいだけ。
先生は僕が何もしないことを知っているから、安心して僕を求める。
じゃあ、じゃあさ。
僕が壊されたがっていることは知っているのかな。
僕は先生が何もしれくれないことを知っているから、先生なんかいらない。

「貴方変ですよ」

知ってるけどそんなこともないよと照れ笑いをする横顔。
目尻の小さな皺を眺めてこの人も年を取ったんだなと想う。


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