白日の独白
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2005年12月15日(木) 心臓近くの穴。

目醒めて直ぐに硝子のコップで水を飲む。
鏡の中にある小さな違和感。
心臓の近くに開いた穴から水が零れ落ちていた。

「寂しんじゃない。虚しいんだ。」
「虚しいんだ。虚しいんだ。虚しいんだ。」
「拒否しないでよ。僕を受け入れてよ。」


僕の両手は最初から最後までキャンドルが揺れるテーブルの上。
耳を塞ぐことはできないことをあの人は知っていた。
知っていて、僕の耳の穴から入り込んで音もなく穴を開けて出て行った。
削り取られた僕の一部を、あの人は綺麗に食べ尽してくれたのだろうか。


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