「隙 間」

2010年09月25日(土) 「新しい人生のはじめかた」

「新しい人生のはじめかた」

をギンレイにて。

ダスティン・ホフマン、エマ・トンプソン主演。
CM作曲家のハーヴェイは娘の結婚式のためにロンドンへやってくる。
前夜のパーティーで、娘との再会も束の間、

「ヴァージンロードは、義父と歩くことにしたの」

母と再婚した義父は、この数年ずっとよくしてくれたから、と申し訳なさそうに告げる。

おまけに、ハーヴェイのラストチャンスだった仕事も、飛行機に乗り遅れて駄目になってしまい、職を失ってしまう。

空港のバーで出会ったケイト。
彼女は四十代独身。心配性な母親に始終電話をよこされている。
友人に紹介されたやや若い男性と飲みにゆくもあまりうまくゆかず。

どうしても、浮いてしまう。

そんな二人が、出会う。

「披露宴に行ってあげて。実の娘でしょう」

中高年の、まったくスマートではない恋愛。
それが当たり前。

久しぶりにみたダスティン・ホフマンが、いい。

かっこつかない、どこか足りない、だけどそうではないと肩肘を張る男。

「あきらめる方が楽な人生。それをあきらめろというの?」

ケイトがハーヴェイに答える。
その気持ちもわかる。

しかし、新しい人生、新しい恋の始まりは、常にラストチャンスである。

なんとも胸があったまる作品である。


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