「隙 間」

2009年09月05日(土) 「ミルク」とYUIとAngelに

「ミルク」

をギンレイにて。

ミルクといっても、牧歌的酪農物語ではない。

1970年代のアメリカで、自らが同性愛者であることを公表し、初の公職に就いた男の物語である。

ショーン・ペン主演。
主演が誰であろうと関係ない。

この作品。

とにかく、観て損はない。

マイノリティと言われる立場の者、それに対する差別や迫害、不公平や排斥、なにも同性愛に限ったものではなく、それらを

「間違ったもの」

として扱われることに対して、個の力の無力さを、コミュニティーの心強さを、考えさせられる。

「立ち上がるには、「カムアウト」すべきだ」

ミルクはそう言って、皆を立ち上がらせる。

「カムアウト」するということは、両刃の剣である。

それは、

「闘う」ことと、
「逃げる」ことと、

である。

そして、

「力になる」ことと、
「依存する」ことは、

違うのである。

「逃げる」ことと「依存する」ことが明らかなとき、「カムアウト」することは考えたほうがよいと、思うのである。

マイノリティの「カムアウト」に限ったことではなく、男女においても同様である。

シェルターは必要である。
しかしシェルターは、あくまでシェルターである。

それを永住の地としてはならないのである。



さて。

すっかり「RENT」漬けの毎日である。

それはいかん、とiPodのプレイリストを全曲にし、シャッフルで再生してみたことがあるのだが。

そう。
誕生日の日の帰り道であった。

「YUI」がしばらく流れ、なかなかよい調子になってきた、と思ったとき、

「HAPPY BIRTHDAY TO YOU,YOU」

が流れはじめたのである。

切なくなり、即座に、「RENT」の「Seasons of love」に変えたのであった。

これだけ聴いていると、スコアが欲しくなってくる。

はやまってはならない。

わたしは音痴の類いであり、口パク専門である。

音程は楽器に正しく出してもらうに限るのである。
しかし、ギターなどというハイカラな、若者の熱病に駆られたこともなく、今さらうなされるのもどうかという心境である。

今わたしの身近にある楽器といえば四、五年前のスーパーよさこいで手に入れた「鳴子」くらいである。

うむ……。

「Today 4 U」の、Angelのドラムスティックの真似事くらいなら、できるかもしれぬ。

チャッ、チャッ、チャッ……。

うむ。
音程は関係ないからよいのだが、甚だ無礼なことをやっている気持ちになってくる。

双方に、である。

今夜はしっかり、猛省しよう。


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