「隙 間」

2009年07月04日(土) 東方で神が起きる

「東方神起ライブツアーin東京ドーム」

が催されることは、水道橋のわたしの「そこ」に昼過ぎに引きこもる直前にわかっていた。

多分に漏れず、いくつものプロマイドや生写真を掲げ、並べているワゴン台の前を通り抜けてきたのだから。

篠原美也子ワンマンライブでも、三時間である。

その頃もすっかり通り過ぎただろう夜十時に、「そこ」から外に出て驚いた。

今まさに東京ドームから奔流のごとく駅の改札へと向かうファンたちの真っ只中に、わたしは取り残されたように立ちすくんでいた。

やがて耳元から流れてきた「Stand And Fight」に、わたしはあごを引き、歩き始める。

この奔流を越えてゆかねば、わたしは帰れない。

鮭になろう。
あるいは鯉に。

力尽きるまで、

生命を残すために。
あるいは龍にならんが為に。


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