ポツポツと雨がさを叩くトボトボと夜みちを歩くポタとしずくが前をおちるはたとおもいが前をよぎるしずくきづくあまだれの音が、ばかたれに考えさせしずくが地にくだけるまでだけの間刹那のてんさいに変えるその刹那の出来事を書き留められるものは少ない凡非凡の境は目の前にいつもころがっているいままた目の前に、きづくことなく「しづく」が垂れてゆく・・・