夢見る汗牛充棟
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2008年10月12日(日) だぶるお #27ツインドライブ その1

あばん
3ヶ月前 ラグランジュ3;ソレスタルビーイングの基地

Oガンダムと、ティエリアのヴァーチェの太陽炉でツインドライブテスト;失敗
いまある組み合わせはすべて失敗
・エクシアのGNドライブが最後の綱

OP

Aぱーと

1.アイルランド?街中、教会の近く? 待ち合わせ 刹那がライルを勧誘

ライル「なんなんだお前。人を呼び出しておいて、いきなりソレスタル……」
刹那 「ニール・ディランディはCBだった」
ライル「兄さんが……ガンダムマイスター?」
対応が案外、冷静。予めそのことを知っていたのか?
ニールに反感とかはないようだ。
刹那「そうだ。彼は、ガンダムに乗っていた」
ライル、眉を上げる。「乗っていた……まさか、兄さんは死んだのか」
刹那、頷く。「四年前の戦いで」
ライル、俯く。白い鳩がまとめて飛び立ってゆく。
ライル「おれに、兄の遺志を継げというのか」
多分、この辺で目を閉じたのかな?

いや、兄の遺志はきっとこんなことに関わらず寿命を全うしてくれだと思うんだけど。

刹那「そうはいわない。だが、お前もニール・ディランディと同じようにこの世界を変えたいと思っているなら、そのために戦う覚悟があるなら……」
ライル目を開く。刹那なにか小さいもの差し出す。記録媒体のようです。
刹那「ここに俺たちの情報が入っている」
ライル、受け取る。
ライル「いいのかい? これをおれが保安局に渡したら」
刹那「保安局は、まもなくヨーロッパ中のカタロンのアジトに鎮圧作戦を行う」
ライル「なんだと」
刹那「やつらは本気だ」

2.地球連邦軍本部

カティ「カティ・マネキン大佐であります。ただいま着任いたしました」

◇アロウズの司令官の執務室っすかね?
おさん「よくきてくれた、大佐」
カティ「はっ」
おさん「君も知ってのとおり我が独立治安維持部隊アロウズは、反連邦勢力を一掃すべく創設された連邦政府直属の部隊だ。攻撃対象は軍事力を保持する非連邦参加国、カタロンと名乗る反政府組織、そしてさらにまた一つ対象が加わった」
カティ「ガンダム、ですね」
おさん「彼らが再び武力介入を行うのであれば、我が部隊はそれに対抗せねばならない。世論も我々の行動を支持している。そして何より私はガンダムとの戦闘戦闘経験を持つ君の手腕を高く評価している。アロウズで存分に腕をふるってくれたまえ」
カティ「はっ」敬礼。
公式で絵を確認したら、このおさんこそが噂のカタギリ指令でしたよ。フルネームはホーマー・カタギリ

◇食堂だかティーラウンジだか?

カティさん厳しい表情。
独白(独立治安維持部隊アロウズ、連邦の忠実なる番犬、か)
ソマたん「よろしいですか、大佐」
カティ「ピーリス中尉……貴官もアロウズに?」
ソマたん「はい、召集がかかり、昨日着任しました」
ソマたん「スミルノフ大佐がよく許したものだ」
ソマたん心もち俯く。背後からアンドレイ歩み寄る。
奴隷「上層部の命令は絶対です」
大佐とソマたん中尉の会話に割りこむ少尉は無礼だぜ。カティ大佐は修正してやればいいと思った
カティ「貴官は?」
奴隷「アンドレイ・スミルノフ。階級は少尉です」
なんで、少尉の分際で、大佐であるカティさんにそんなにえらそうなんだかわかりません奴隷
カティ「スミルノフ……」考えるように伏目。きれいv
「! もしや、スミルノフ大佐の?」

カメラがスライドして自販機の横でカティたちの会話を盗み聞きしているかもしれない乙女座陣羽織武将が映し出される。右手に紙コップのコーヒー。

あの仮面では飲みにくいと思うんですが、どうなんだ?
ストロー挿して飲んでたらそれはそれで愛らしいと思います。


奴隷「はい、息子です」
あんな奴は父親でもなんでもない! みたいな確執ではないようですね
乙女座横顔アップ

乙女座「AEUの作戦指揮官に、人革連の超兵まで召集か。さすがはカタギリ指令、対応が早い」
今回は出番これだけ〜。

3.宇宙 プトレマイオス

イアン「よし、アジトに戻る間にエクシアの太陽炉のマッチングテストを行う」
ティエリア「シミュレートではエクシアはOガンダムの太陽炉と連動率が高かったはずだが」
イアン「実際に試してみなけりゃわからんさ。トランザムとともにイオリア・シュヘンベルグから送られて来た新たなガンダムの主機関理論。机上の空論か、二百年後の科学水準を見越しての予見か」
ティエリア「二つの太陽炉を同調させ、粒子生産量を二乗化する。……これが、OOツインドライブシステム」

◇沙慈くんの入れられてる営倉みたいな所。蹲る沙慈と入り口にミレイナとラッセ。
ミレイナ「お食事持ってきたですぅ。ここに置いておきますから食べてくださいぃ。あと、赤ハロも置いていくですぅ」
赤ハロ「ヨロシクネ! ヨロシクネ!」
ミレイナ「レイナたちに用があるときは、赤ハロに言ってください。データベースも閲覧できるです」
沙慈「いつまで僕をこうしておくつもりですか」
ミレイナ「えっ」
ラッセ「お前はアロウズに目を付けられた」
沙慈。立ち上がって「僕はカタロンなんかじゃない!」
ラッセ「向こうもそう思ってくれればいいがな」
沙慈「あなたたちは、また、武力介入を行うつもりですか」
ラッセ「いいや、アロウズを叩く」
沙慈「連邦軍を?」
ラッセ「その政府直轄の独立部隊だ。やつらはすでに十四件もの鎮圧という名の虐殺を行った。被害は数万人規模だ。その情報はすべてもみ消されている。お前もやつらのやり方は味わったはずだ」
沙慈、コロニープラウドでの出来事を回想する。「だから、なんです! 連邦政府はあなた達の武力介入がもとでできたんじゃないですか!」
ラッセ「だから、けじめをつけるのさ」
強硬介入を反省し、人の雑多な意思にまかせて見てるだけ〜という選択肢はないんだな。テロリストには。でも変革が成功すればみてるだけ〜な人間は責められるし難しいです
沙慈「戦えば、また罪の無い人が傷つく」
ラッセ「戦わなくても人は死ぬ」
ものすごく卑怯な物言いだと思いました。運命は不確定だから人は明日死ぬかもしれない、数十年後死ぬかもしれない、百年後には確実に死んでるだろう――天災だろうが寿命だろうが戦災だろうが同じことさと言ってるように聞こえた。人は死ぬものだが是だからといって、今頭に向けて引き金を引くことが是だとはいえねーよ

歯を食いしばる沙慈。
反論に窮したとは思いたくない。価値観と言語の断絶、相互理解の限界を感じたのではないかな

ミレイナ「アイオンさん、そろそろテストが始まるです」
ラッセ「わかった」
扉を閉めるようとする。
沙慈「彼は、刹那はどうしてます?」
ミレイナ「人を迎えに行ったですぅ」
ラッセ「おれらの仲間をな」

扉、閉まる。

4.地上、多分ビリーさんのマンションだと思うけど。

裂きイカ、カシューナッツ、酒瓶。あきらかに酒びたりなスメラギさん。
蒸留酒をロックでごくごくいってます。(強くて羨ましい)
ビリー「おいおい、いいかげんやめておこうよ」
スメラギさんから、酒を注いだグラスを取り上げるビリーさん。
テーブルに突っ伏すスメラギさん。
ビリー「いくらなんでも飲みすぎだ。……まったく面倒が見きれないよ」
といいつつ、酒瓶とかいろいろ片付け始める。(……ええ人や)

酔っ払いふらふら立ち上がる。
スメラギ「でてく」
ビリー「え」
スメラギ「じゃあね、ビリー。二年間ありがと。さよなら」
(わー、二年間衣食住、世話になりっ放しだったのかよ、この人)
ビリー「ま、まて。待ってくれよ、九条。僕はそんな意味で言ったわけじゃ……」
どんだけいい人だよ。ビリー……。かなり不憫な子だと思いました。つかスメラギさんにいらっとした

呼び鈴鳴る。
ビリー「お客さんだ」
モニターに刹那が映る。はっとするスメラギ。
ビリー「知り合いかい? まさか君がこの場所を教えてる人がいるなんてね」
扉を開けようとする。
ビリー「ちょうどいい。この方もさそって食事でも。たまには昔話に花を咲かせるのも」

ご飯も作ってるんだね、ビリー。涙で前が見えなくなりそうです

スメラギ「待って!」
扉が開く。(いかにも後戻りできない運命の扉っぽいものが)

刹那が立っていて、真っ直ぐにスメラギを見ている。
スメラギ「セ……セツナ……なの」
刹那「四年ぶりだな、スメラギ・李・ノリエガ」
ビリー「君、何を言ってるんだい。彼女の名前は……」
刹那「コードネームスメラギ・李・ノリエガ。CBの戦術予報士だ」
ビリー驚愕。
刹那「これであんたの逃げ場はなくなった」
緊迫した雰囲気で見詰め合う三者。

◇マンション前に止めてある車の中?
ライル「保安局のがさ入れは本当にあったのか。で、被害は? ……そうか、わかった」
携帯で通話中らしい。カタロンの構成員と。
ライル「また連絡する」で通話を切り、再度どこかへ連絡。(これはクラウスかな?)
ライル「こちらG1、至急連絡を請う。重要事項に付き直接会って話しがしたい」
あくまでカタロンの工作員としてCBに参加するらしい、ライル。G1は聞き違い。ネットの感想ではジーンワンと書いてるところが多い。見直してみたら確かにジーンワンと聞こえるみたい。耳悪いよ

5.宇宙 プトレマイオス
イアン「エクシアとOガンダムのマッチングは今までで最高の同調指数をはじきだしてはいるが、70%以上の数値が出ない。安定領域まであと10%なんだが」
ティエリア「トランザムで強制的に起動をかければ
イアン「馬鹿言うな。そんな事をすれば、オーバーロードして最悪自爆だ」
ティエリア「ならばもう一度システムの再点検を」
イアン、頭をかきむしる。「もちろんやるさ!」煮詰まっとる。

◇営倉?
沙慈。ハロからデータベースを閲覧してるもよう。ご飯は食べたらしい。いい事だ。

スペインでの民間人への攻撃はガンダムスローネによる攻撃と断定。攻撃理由、不明。
CBの計画外。スローネは擬似GNドライブを搭載。発散する粒子は人体への影響を及ぼす恐れ。
怪我をしたルイスの姿を回想。仇の特定が出来た所。

ハロ「アイツラテキ! アイツラテキ! アイツラテキ!」
沙慈「えっ!? それってどういう」

(沙慈、CB参加へのフラグになるのか?)

6.宇宙――へ昇る最中だと思うけど。
ステーションまでの軌道エレベーター内部? 刹那とスメラギ。

スメラギ「私を宇宙に連れ戻してどうしようっていうの? 連邦政府が出来ても世界は何も変わらない。あれだけの犠牲を払った所で何一つ。イオリアの計画に意味なんて無いのよ」
刹那「それが酒びたりの理由か」
スメラギ「悪い? 私はもう嫌なの。やってられないのよ」
刹那「おれは、おれたちは戦う。世界に変革を促したことがおれたちの罪ならば。その罪は再び世界を変えることでしか償えない」
スメラギ「私には……無理よ」
刹那「逃げるのか」
スメラギ「いいじゃない。逃避ぐらいしたって。私はあなたほど強くないの」

◇到着。
まだ、CBに参加するふんぎりがつかないスメラギ。
刹那「新たなマイスターが来る」
スメラギ「新たなマイスター?」
ろくおん´「よぉ、遅かったな」
スメラギ、びっくり。「ロックオン……そんな……生きて」
ろくおん´「そんなに似てるか。おれと 兄さんは」
スメラギ「お兄さん」
刹那「紹介しよう。彼はライル・ディランディ」
ろくおん´遮って「違うなぁ。おれの名はロックオン・ストラトス。CBのガンダムマイスターだ」
この葛藤のなさ、割り切りの良さが、いかにもカタロンの工作員としての潜入らしい。根幹がなにも揺すぶられていないという感じだよな……。今後どうなっていくんだろうと興味津々。
あと疑問は、ライルは四年前の地球連邦発足を機に反政府運動に身を投じたのか。要はほぼニールと入れ違いなのか。それとも元々ずっと裏街道歩いていたのか。どっちだろう? 
もう一つ、ライルはモビルスーツ動かせるの?


7.カタロン中東支部 地下施設
シーリン「クラウス、G1がCBに接触したわ。果たしてこちらに協力するかどうか」
クラウス「太陽光システムの送電権を盾に参加国をいいなりにさせ、非参加国を見捨てようとする今の連邦のやり方は非道だ」
男「しかも連邦は統一化を急ぐあまり直属の治安維持部隊まで創設して反対勢力の鎮圧を図ろうとしている」
クラウス「このままでは連邦の独裁に繋がる。そのことは、彼らもわかっているはずだ」
シーリン「だといいけど」

8.地上どっかホテル?
マリア・イスマイール
(ガンダムが再び現れるなんて、もしかしたら、刹那……」
物音。
保安局orアロウズの兵士が二名踏み込んでくる。銃を構え。
兵士「マリア・イスマイールだな。身柄を拘束する」
===Aパート終わり===


恵 |MAIL