夢見る汗牛充棟
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2008年09月19日(金) |
骨董屋征次郎手控 火坂雅志 |
講談社文庫
時代小説。短編連作。読了。
幕末動乱の京都が舞台だったんでつい買ってしまった一冊。 作者がなんだか知ってるなと思ったら、【新選組魔道剣】を 書いた人だった。なるほど。
新撰組もちょこっと登場。 骨董品屋さんのちょっとした事件や人間模様の短編かと 思ったら、時代背景もあいまって話がでかかったです。
骨董の類にうっかりはまったら、ずぶずぶずぶと身を持ち崩す んでしょうね。
もと武士で、町人になって、京で骨董屋を商う、いい男で腕っ節強くて 女にもてるという主人公は出来すぎでごちそうさまです。
この時代の男は、女作ってもほいほいどっか行っちゃうよなー。
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