夢見る汗牛充棟
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2005年08月11日(木) 光降る精霊の森 藤原瑞記

新書 中央公論新社

読了。
微妙にネタばれているかもしれないので注意。

文章は読みやすい。話も、わかりやすい。世界は小さめ?
猫がすげー可愛くないけど、でも猫ってああだよなぁ。
それでも、かしずいていろいろお世話しちゃうんだよなぁ。
うううう。立場弱いよな、人間。うちには2匹います。

終盤でもっと盛り上がると嬉しかったかも。
対立する者同士がきっちりびしばしぶつかりあってこそ
ドラマは生まれるんじゃないかと思います。
どうも、ラストでしぼんだ感があって、あれ?と思った。

話の趣旨としては、精霊より人間の事件が主で、その意味では
背表紙に偽りあり。買ったときは、むしろ「タッジーマッジー」
(by山口美由紀 白泉社)みたいな話を想像してました。

でも、人間の物語はむしろこれから始まりそうな感じで。
そういう意味では、プロローグにしかすぎないのでちょっと
身もだえ。これから、きっとまだあーんなことやこーんな事が
あるに違いないのに。長い間すれ違っていた人間同士が歩み寄り
を完結させるにはそりゃもう長い時を必要としますよね。
だから、本当はこのあとがいろいろ面白いのだろうと思う。


精霊が、どうして主人公にそんなに肩入れするんだろう、とか。
あと、中に入った精霊って結局なんだったんだろう。
受け入れたことに、どういう意味があったんだろう。
とか、微妙に疑問はつきませんが、
弟の兄の愛情を得ようと奮闘する、兄に執着する心理というものは
とってもよくわかるかなぁ、と思いました。

階段の上で槍を構えて
「己の人生に悔いのない者のみ上がってこられよ!」
と叫んだ騎士様がツボにはまって大笑い。

いや、笑うところじゃないんですけど。
反射的に、薔薇の騎士(ローゼンリッター)を思い出してしまった
せいです。あ、出張して来てる、と。


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本日から、お盆休みに突入です。

朝一番で、ティートゥリーの植替え。

本当は、植替えは、8月なぞにやるもんじゃありませんが
どうも、根詰まりをおこしているようで、水をやってもやっても、
腰水しても、葉がばらばら落ちて、日々枯れていくので、やむを得ず。
秋までもたない気がして。

枯れませんように、と祈りつつ、日陰で当分様子見です。
がんばれ。

星界の戦旗の捜索がてら、本の整理に突入。文庫の専用本棚が
欲しいと切実に思う。奥の本取り出せないって、不便です。
星界の戦旗は無事発見、保護されました。びば。
しかし、富士見ファンタジア文庫 冴木忍さんの「道士リィジオ」
1巻が忽然と消えていた。どーこーだー??そういや、豆本も
持っていたはずだけど、あれもないなぁ…。しくしくしく。


恵 |MAIL