夢見る汗牛充棟
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2005年08月09日(火) 異端の徒弟  エリス・ピーターズ

修道士カドフェルシリーズ 16巻

読了。
本当に、返す刀で読めてしまった。勢いって大事ですねぇ。
夜暑くて、寝付けないのも一因です。

執行長官どのも事件がお膝元だっただけに出番多かったです。
びば。
教義の解釈の問題とか、キリスト教徒でないのでぜんぜん
ぴんときませんでしたが、わからなくても充分面白いので無問題。
登場人物たちと同じところで、あれ?と思えるような書き方を
してくれているから、吸い込まれました。


異端審問:13C以降カトリック教会で、異端者の摘発と処罰の為に
設けた裁判制度。ローマ教皇直接の機関で、徹底した密告制度と
拷問を伴う尋問を特色とした。後にプロテスタントもこれを採用。
(広辞苑 第5版 岩波書店)


だそうですが、この話はそれより前だから、その前身みたいなものか。


正統:開祖の真意・事業・権威を正しく受け継ぐ者の意。
分派や異端に対する。教義的論争においては、相互が正統を主張する。

異端:正統以外の説。キリスト教徒を自称するが、反キリスト教的と
された者。正統派にとっては、分派や異教徒以上の敵とされる。

(世界史用語集 山川出版社)


やっぱり、よくわかりません。
要は、命がけでくらいに苛烈な、学説の対立…みたいなもんでしょか?

今回は、コナンにおける黒タイツ男の気持ちは、わかりすぎるほど
わかるというか。かなーり共感を覚えました。いかんなぁ…。
そのせいでひどい目に合った人たちに同情しつつも。この気持ち
止められません。

あとは、二時間ものサスペンスなんかで周知のことですが、
取調べを仕切る人の人格は、とっても大切だなぁ…と痛感しました。
または生活指導の先生の人物如何によって、生徒の評価はがらりと
変わる、とかー。運ですね。運。

司教様、素敵だー。勿論今回の主役の若者たち。
イレーヴとフォーチュネイトの二人も生き生きして素敵です。
イレーヴが使徒信教の言葉とやらを(お祈り文句みたいなもの
だろうか)諳んじて唱える場面がすごく好きだー。

前作の主役のハルイン修道士さまも落ち着いて元気で幸せそうで
嬉しかったです。





雨がさっぱり降らなくてー、植木鉢がからからだー。
毎日水遣りしてもくたくただー。やっぱし、雨には敵わないー(滅)
空に黒雲出ていたので、激しい雨を念じてみたけど、ぱらぱら雨で
10分ももたなかった。あああああ。

星界の戦旗の4巻と星界の断章の1巻を読まねばならんが、その前に
行方不明の星界の戦旗の1〜3巻を捜索しないと、読めない。
前の話、あーんまり覚えていないから。

何処にあるんだー。本当に、誰か文庫にお返事機能をつけてくれん
だろうか。自分で、本棚から出てきて、自分で本棚に帰っていって
くれたらなおいいなぁ、とドリームしてみる今宵です。


恵 |MAIL