★悠悠自適な日記☆
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2004年08月28日(土) 「あげる」→「したい」「する」=愛情

・妻が旦那に食事を作って「あげる」
・彼女が彼氏の部屋を掃除して「あげる」
・犬の散歩をして「あげる」

 私達は親切心からよく〜して「あげる」という表現をよく使います。しかし、私はこの言葉に少し疑問を持っています。この表現の中には、なんだか義務や見返りのようなものが求められている気がするからです。

・妻が旦那に食事を作り「たい」から「作る」
・彼女が彼氏の部屋の掃除を「したい」から「する」
・犬と散歩が「したい」から「する」

 このように、少し表現を変えてみます。前者と違うのは、間に自分の気持ちが入ることです。私が「したい」から「する」。こうすると、義務や見返りよりも、私の思いやりが含まれて、物凄く愛情を感じられるのです。

X妻が旦那に食事を作ってあげる。
○妻が旦那に食事を作りたい。だから作る。(それは、旦那を愛しているから)

X彼女が彼氏の部屋を掃除してあげる。
○彼女が彼氏の部屋を掃除したい。だからする。(それは、彼を愛しているから)

X犬の散歩をしてあげる。
○犬と散歩をしたい。だからする。(それは、その犬が大好きだから)

 後者の方が、見返りよりも、自分からの思いやりや愛情が動力になっています。〜して「あげる」のではなくて、私がその人に対して持っている愛情故に「したい」と思い、「する」。

 私はずっと、そんな人間になりたいと思っています。

 見返りを求めずに愛せる人間になりたい。


嶋子 |MAILHomePage

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