★悠悠自適な日記☆
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2003年10月02日(木) |
いとこい師匠が教えてくれたこと |
夢路いとしさんがお亡くなりになりました。いとしこいしのほのぼの漫才は私も大好きで、突然の出来事に驚くばかりでした。
そして私はこの日、至って当たり前のことを忘れていたことに気づきました。
それは人はいつか死ぬということです。当たり前のことで、誰もが分かっていることでありながら、私はそれを軽視しすぎていました。
私は、いとこい師匠の漫才はずっと「そこにあるもの」だと信じて疑いませんでした。普遍的に2人の漫才が見れるものだと思い込んでいたのです。
だけど人はいつか死にます。
そこで私は、自分が生きていく上で大きな心の支えになっている人のことを思い出します。
その人は私よりはるかに年上の人で、母と同じ年です。
特別な事態が起こらない限り、自然の法則に任せると、その人は確実に私より先に死ぬ事になります。
大きな支えを失った私は、その先生きていくことができるのだろうか?
hideが亡くなった時、後追い自殺を図るファンが続出したことが大きな問題になりました。あの時私は、「おいおいそこまでするか?」という冷ややかな目で事件を見ていました。
しかし、今なら、その気持ちが少し理解できる気がします。
あの人がいなくなったらなんて、今の私には考えられません。
だけど、いつかその日がやってきたとしても、一人で立っていられるように、私は強くならなければならないのかもしれません。
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