★悠悠自適な日記☆
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今日は久しぶりに弟のカノジョさんが遊びにきました。中学校の生徒会を通じて親しくなり、付き合いはかれこれ1年以上になります。高校は別々なのですが、とても可愛らしく優秀で礼儀正しいお嬢さんで、互いの家族公認となっています。いや、それどころか、中学時代は学校公認の仲だったそうです。
私も中学の行事なんかでカノジョさんは数回見たことがあるのですが、いざ家に遊びに来るとなると、あまりにもの素朴な可愛らしさに、私の方がなんだか恥ずかしくなってしまって顔を合わせることができません。カノジョさんは私に会ったらら(しかもネタを添えて)挨拶をしようと考えていてくれたみたいなのですが、こんなちんちろりん状態の私がノコノコと出て行けるハズもなく、部屋に篭ってずっと阪神戦を観戦していました。(しかも負けたし!!)帰りに車に一緒に乗った時は、帽子を深くかぶって、いつもは座らない助手席に座り、絶対に顔は見えないようにして軽い会話だけ交わしました。
(まだ高校1年なのに)お互いの家では、いつ結婚してもらっても構わない的なオーラが流れています。さて、そうなると私は小姑になってしまうわけですが、我が家では母が姑と小姑にそうとう苦労したので、私も母も、カノジョさんに同じ目を合わせまいと、とにかく仲良く穏やかに、つかず離れずを保とうと必死です。母は何を考えているのかわかりませんが、私は必死です。
ただでさえ小姑という響きは悪いです。しかも、この流れで行けば確実に弟の方が私より結婚が早そうです。小姑で、結婚してないなんてイメージ最悪です。だからせめて私は今からカノジョさんに敵意がないことを示そうとしてイッパイイッパイなのです。「ここは渡鬼(渡る世間は鬼ばかり)じゃないぞ」と示したいのですよ。
しかし、そんなことを考えている私はそうとう早トチリ野郎です。
でもオカコヤンもオカコヤンです。お茶を用意する時、弟の部屋に母が運んでいくのではなく、弟にメールを送って取りに来させるのです。出かける時も部屋には行かずメール。きっと弟と決めたことなのでしょうが、その徹底振りはあっぱれです。
何かもう、そこまで気をつかってもらえると弟はやりたい放題です(笑)。まぁ家族全員家にいる中でそんなことは起こらんでしょうが。でも私の部屋に行くにはどうしても弟の部屋の前を通らなければならず、その時に話し声が聞こえない方が何だかとても気になります(爆)
弟は見た目の素朴さとサッパリした性格で案外モテるらしく、毎年バレンタインデーになると家の周りを数人の女の子がチョロチョロしていたり、家のマンホールにハートマークが描かれていたり、手紙をもらったりして、その方面に関しては豊かな生活を送っていたみたいです。しかし、その頃よりもカノジョさんと付き合い始めてライバルの女の子が寄り付かなくなってからの方が、物腰が柔らかくなったように思います。私と喧嘩をすることはほとんどなくなったし、モノの言い方が優しくなりました。相手を思いやる心が芽生えたり、自分の心にゆとりができたからでしょうか?人間とは不思議なモノです。
まぁ何にせよ、ヒロカさん、これからも弟をよろしくお願いします。
そしてオカコヤンよ、カノジョさんを見てから哀れそうに私を見ないで下さい(爆)。
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