★悠悠自適な日記☆
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2003年09月06日(土) ブランド

 ユニクロは、超リーズナブルなプライスでそこそこな服が売られているわけで、誰もが1着や2着、タンスの中に収まっていることだろう。

 ところが、そのリーズナブルなお値段であるが故に「安物を着ていると思われるのが嫌」と言って、かたくなにユニクロ製品であることを隠そうとする人もいる。

 どうやら「ブランド」にこだわっているらしい。

 昨日、久しぶりにユニクロの店に入ると、中には永ちゃん(矢沢永吉氏)のでっかいパネルが飾られている。パネルの中の永ちゃんが着用しているものは、全てユニクロ製品である。

 なのに、永ちゃんが着ているものは全然ユニクロ製品に見えない。1本2900円のジーンズが、ビンテージジーンズに大変身する。

 それは服ではなく、永ちゃんにブランド的な価値があるからだと思った。

 服に「ブランド」を求めるか。
 自分に「ブランド」を求めるか。

 自分に自信がない人に限ってやたら服や持ち物に「ブランド」を追求する。
 自分自身にブランド性を感じている人は、高かろうが安かろうが自分に合ったものを選りすぐり、自分のモノにできる。

 モノが持つ「ブランド」に寄り掛かるか。
 自分自身を「ブランド」として確立するか。

 私は、後者でありたい。

 

 


嶋子 |MAILHomePage

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