★悠悠自適な日記☆
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2003年03月13日(木) 卒業旅行 東京豪遊記その2 笑っていいとも!!

 この日はスタジオアルタまで「笑っていいとも!!」を観に行ってきました。役1ヶ月半前、この卒業旅行が決まった時からいいともを観てみたいと意気込んでいたの、当たってラッキーでした。春休み中のいいともの観覧希望の応募はとても殺到するので当てるのは難しいのだとか…。とにかく、生まれて初めてのテレビスタジオなので、すごく楽しみにしていました。

 でも、アルタって狭い!!テレビで見ているとスタジオはとても広く見えるのに、実際は小劇場くらいのスペース(KAVCやrise-1よしもと)しかないのです。スタジオっていっても場所は小さなブティックが集まったビルの1フロアで、入口までの階段には小道具や大道具がぎっしり。カメラは3台で客席も150くらいしかありません。その代わり、1番後ろでもハッキリと出演者を見ることができるし、大きな声を出せば十分声も届くので、その点はとてもありがたいと思いました。

 この日の出演者はガレッジセールに麻木久仁子さん、ピーコに三瓶、釣瓶さんに白石美保さんでした。白石美保さんはカワイすぎです。テレフォンショッキングは東儀秀樹さんでした。私は東儀秀樹さんの音の隠れファンなので生演奏(といっても小さな笛でしたが)を聴くことができてとても興奮しました。テレビや写真で見る時はあまり意識していませんでしたが、生で見る東儀さんのお顔はとても彫りが深くてステキでした。

 本番中は、番組の進行の妨げにならず、且つ盛り上げるためなら何を叫んでもよかったので、隣に座っていたタカクミは「ゴリかっこいい〜!!」だの「ステキ!!」だの出演者の三瓶よりもたくさん叫びまくっていましたが、私はこういう場合に何言っていいのかがわからなくて、うろたえるまま収録を終えてしまいました。

 しかし、何もしないまま終わっていいのかよ!!という悪魔(?)の囁きが私の頭の中を何度も何度も横切り、収録後の出演者トーク(これが30分以上もあってビックリ!!)まで引きずることになります。

 話題は、ピーコは色んな薬を持っていて、誰かがどっか悪いと言えばスグに薬を持って来て何でも治してくれるという内容でした。私の悪魔の囁きはここでついに行動を起こします。

「アタマが悪い場合はどうすれば治るんですか!?」

 そうです。私はお偉〜いいいともの出演者様を相手に「ボケる」という行為をかましてしまったのです。しかもベタベタな内容で。言うか否かの決心をするよりも先に口が動いてしまったのです。

 出演者様の目は一瞬点になり、その直後には全員の視線が私に集まりました。私は「エライことしてもたぁ〜!!」と思いました。静まる会場の中、まず最初にピーコ様が口を開きます。

「頭が悪いって、あなたソレは中身の問題でしょ!?」

(ハイ。もちろんです。ごもっともでございます…。ゴメンナサイ…。)顔を真っ赤にしながら頷いていると、今度はタモリさん。

「君、そういうコトは時々友達同士で声を揃えて言う子はいるけどねぇ、君みたいに一人で『頭が悪い場合は!?』なんて大声で発言する子は初めて見たよ。君、並大抵の度胸してないでしょ?」

 と、こんなコトを言われました。あまりにも緊張して、恥ずかしすぎて、周りのコトはあまり覚えていませんが、とりあえず、私は笑われていたということだけは事実のようです。私の人生最大のハプニングです。

 別にテレビに映りたいという欲があったワケでもないのに、何故あんな恥ずかしい発言をしたのか、今でもタモさんやピーコさんに土下座して謝りたい気持ちです。でも、友達からは散々「アンタおいしすぎ!!」と言われたので、ちょっと得したのかなぁ?という気持ちもあります。うん、確かにオイシかったのかもしれない…。

 また東京に出る機会があればいいともを観覧できたらなぁと思います。でも、今回のようなコトは、もう二度としません。たぶん(笑)。

「次はボケないでくれるかな?」
「いいともー…?」
 


嶋子 |MAILHomePage

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