★悠悠自適な日記☆
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弟が毎日夜遅くまで芝居の稽古に出かけています。なんでも、文化祭で生徒会劇をするのだとか…。今日始めて台本を見せてもらったのですが、その台本が、とてもおもしろかったのです。「メッセンジャー」というタイトルで、UFOを探すためにキャンプにやてきた子供達が、ピーマン星からやってきた宇宙人と遭遇する…といったお話です。
もともとコレは中学生演劇用の台本なのですが、演出の先生が脚色しておられて、なんというか、ネタばっかりです。なんでもその先生はよくお芝居を観られる方で、劇団赤鬼のファンなのだそうです。弟は学校で赤鬼の「Silent night」というお芝居のビデオを観せてもらったそうです。弟が言うには、その台本には赤鬼の要素がたくさん入っているのだとか。私は赤鬼の芝居をまだ一度も観た事がないので羨ましい限りです。
3年前、私もこの学校の生徒会劇に出演しました。最初はキャスティングも自分達で決めていたのですが、どうも演出の先生の意にそぐわなかったらしく、読み合わせを聞くこともなく後で全部変えられてしまいました。結果、私のセリフは全部で5つ。出番も2つしかなくて、本当にやりたかった役を演じることができませんでした。お芝居を誰よりもやりたかった私にとってはとても苦い思い出です。しかし、ひとつのセリフをどれだけ大切にしなければならないか、ド素人ながらに凄く学んだ公演でした。
弟が家で必死にセリフの練習をしているのを見ると、3年前の自分を思い出しました。しかし、弟達はキャスティングも自分達で決めて、楽しくやっているそうです。弟の役はあまりセリフのない役です。しかし、キャラクター的にはやり方次第でいくらでもおもしろくなるような役を選んできています。弟はその役を自分から志望し、セリフのないトコロでいかにおもしろいことをやるかを考えたいと言っています。我ながらしっかりした弟やな〜と思います。
弟があまりにも真剣に取り組んでいるので、それなら私も少し協力したいと思い、弟がやろうとしていることがより芝居の中で生きてくるようにアドバイスをしてやりました。こーいうことに関しては、私も弟も熱が入ります。今、存分に稽古できる弟が羨ましいなと思います。
とりあえず、弟には舞台の上で楽しんできてもらえたらな〜と思います。本番が楽しみです。
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