Leonna's Anahori Journal
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一昨日(日曜日)の朝、布団の中で目がさめたとき、何がおきているのかわからなかった。 脛や腿の骨が痛い。なにやら関節が痛むなどというレベルではなく、太くて重たい真っすぐな骨が、火がついたように痛む。気がつけば、咽も目玉も熱を帯びてぐりぐりと痛むのだ。
寝たまんま、「そうか、うつされたんだな」と、だんだんわかってくる。 金曜の夜、帰宅後に同僚から携帯へメールが入った。ボスがインフルエンザでドクターストップ。水曜日まで会社へ出て来られない、という内容。はー、すると彼のあの咳は風邪ではなくてインフルエンザだったのだな、などと暢気に考えていたのが先週末。よもや「もらって」いるとは思わなんだ。
日曜の朝、熱はすでに38度以上あり、夜には9度2分まであがった。 月曜日、近所の内科に診てもらうと「ほぼ間違いなくインフルエンザだと思う」とのこと。鼻の奥の粘膜に菌がいるかどうか調べればはっきりする、10分でわかりますと言って、医者は針金と綿棒が一緒になったようなものを用意している。苦手な耳鼻科の雰囲気が漂ってきて内心びびったが観念するしかない。
ところが。結果的に菌は出なかったのだ。しかし、テストがすべてではない、まずタミフルを飲んでみるべしと医者は言う。タミフルは風邪には全く効かないので、それで熱が引けばインフルエンザ、効かなければ風邪ということになる。ちなみにタミフルは発症後40時間以上経つと効かなくなるそうで、飲むなら早く飲まなければならない。 菌は出なかったが、そのかわりに、ちょっぴり鼻血が出たのが余計であった。医者曰く「あー、ごめん、ごめんねー」と、笑いながら。ひどいよ。
結局、熱は呆気なく下がって、インフルエンザではあったらしい。しかし、ほとんど何の前触れもなく発熱して、寒気や発汗、頭痛、何もかも中途半端なまま解熱。ところが、熱が下がり始めた頃から咽の痛みと咳が本格化と、順番もめちゃくちゃで、ゆっくり寝付くこともできなかった。 うつる病気なので明日もういちど医者にかかって、OKが出れば明後日からまた仕事だ。
結 論: 普通の風邪の方が好き。
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