Leonna's Anahori Journal
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2005年12月05日(月) 本屋でワシも考えた

 
仕事の打合せで池袋へ。ジュンク堂書店本店が近くにあって、帰りについ、立ち寄ってしまう。

あの本屋さんに入ったことのある人ならばご存知だと思うが、大量に本がある。なんか間抜けな書き方になってしまったが、とにかく、品揃えがすごい。よそには置いていないレアもの扱いの本が平気で棚に並んでいる。要するに、私にとっては限りなく危険な場所なのだ。
 
で、ついつい、本日の購入本。
   
 「牝猫」 コレット(岩波文庫)
 「サイダーハウス・ルール」(上・下) J・アーヴィング(新潮文庫)          
 「鍵のかかった部屋」 P・オースター(白水uブックス)
 「生半可な学者」 柴田元幸(白水uブックス)
 
 
これでも、ずいぶんがまんしたつもり。手に取っては棚へ戻し、また取っては戻した本の数あまた。
 
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しかし、岩波文庫。コレットの「シェリの最後」がいつの間にか絶版になっているってのはどういうわけ。コレットゆうたら「シェリ」でしょ、アンタ。でもって「シェリ」は「シェリの最後」まで読んで完結するの、本当の意味で。

「シェリ」読んで、うわ、スッゴイなコレットておばはん!と思うのはニンゲンとして当たり前なの。で、これだけじゃまだ50パーセント。そのあと「シェリの最後」読んで、コレットの恐ろしさを思い知るという。「シェリ」で脳味噌バラ色に染めて、それでコレットォ〜とかそんなゆうてたら、アカンよ!

でも、アカンよ!ゆうたかて、本屋さんで売ってないもん、しゃあないやんか、なあ?何考えてんねや岩波書店。責任者、出てこ〜い!!

(…いや、本当に理解に苦しみます。この絶版)
 
 
 



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