Leonna's Anahori Journal
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2005年11月17日(木) 先物買い〜 Tokio Hotel

 
午後、テニスのレッスンに出る。
どちらかといえば得意だったはずのボレーがアチャパーになっていて、いつもはアチャパーのストロークがフォア、バックともに何故か少し良くなっていた。これだから久々のテニスはわからない。というより、私のテニスはわからない、と書くべきか。アチャパーのテニスは、つねに謎に満ち満ちている。
 
そのあと、夜、五反田。某会社より、明日一日電話番をしてもらえないかとの依頼。ふたつ返事で引き受けて打合せに行く。目黒の小ジャレたデリで夕食。しかし、どうして日本のレストランはこうも出す量が少ないのだろうか。ま、あまりお腹すいてなかったから暴れずにすみましたけれど(←リップサービスですよ!)。グラスワイン、二杯。
 
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ドイツから帰る前夜、私の買い物(自分で自分に買ったお土産)について在ミュンヘンの某氏から「ファイテンと、子どものCDと、ホモのポスター、でしょ」と言われてしまった。

ファイテンは、肩凝りに効くという一種の磁気ネックレスみたいなもので、高橋尚子がTVCMをやっているアレ。バリバリの日本製品をなぜわざわざミュンヘンで買うのか自分でもよくわからないのだが、ベビーピンクのスケルトンの首輪を市内のファイテンショップで購入。しかし、効いているのかどうかは、いまひとつハッキリせず。

ホモのポスターというのはヴェネチアの某ギャラリーで購入したもので、あきらかにその手の趣味の画家が描いたと思しき青年像とヴェネチアの風景(同作家による)のエッチングが組み合わせてある。この画家は某ギャラリーが取り扱う中心的作家であり、私はその作風とモチーフがいたく気に入って、毎日のようにその角店のショーウィンドゥに張りついて眺めていたのだが、ついにポスター(一番きわどいモチーフのやつ)と小さな額に入ったエッチングを買ってしまったのだ。
つまり、ミュンヘンの某氏は言い間違えている。正しくは「ホモのポスターと小さな額絵」と言わなければならない。オッホッホ。

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さて。それでは子どものCDとは何であるか。
ヴェネチアへ出かけるまえ、ドイツのTVを観ていたら黒髪を逆立てて目の回りをアイシャドーで真っ黒にした子どもみたいなヴォーカルのいるバンドが出て来て、きけばこれが今ドイツで大人気のバンドなのだという。

最初女の子かと思ったヴォーカルは、実は男の子で、子どもみたいに見えるのではなく実際にティーンエイジャーらしいのだが、何歳なのかまでは知らないと言われた。で、傑作なのはバンド名。その名も、Tokio Hotel(東京ホテル)。ウワァ〜オ!(笑)

こりゃあ面白いや。CD買って帰ろ〜、と即座に決定。ヒット中の曲(ドイツ語故、タイトルさっぱりわからず)もなかなかいいメロディライン、次のアルバムでは声変わっちゃってるかもしれないヴォーカルの、サビで落としにかかる感じもチョアだしね。

しかしこのバンド、ドイツではティーンエイジャーに大人気だというのだが、これ日本に持ってきたら一発大当たりを出すんじゃないだろうか。なにしろ、日本にはジャニーズの伝統がありますからね。ティーンエイジャーからお母さんまでこぞって買うんじゃなかろうか、彼らのCD。私、日本のオフィシャルFC作ってここぞとばかりに仕切ったろか、なんてドイツで冗談言っては、大いに盛り上がったのだった。
 
帰国後、ネットで調べてみたところ、まだ日本ではほぼ完全に無名。ドイツ在住の方のこちらのサイトに詳しく出ていましたのでリンク。しかしあのヴォーカルとギターの子が16歳の双子だったとは…!。日本へ帰って、初めて知ったこの事実。さっそくドイツの友人にメールで伝えました(笑)
 
 
 


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